次世代住宅ポイント:マンションも利用可能?購入とリフォームについて


最終更新日:2019.11.05

おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!

2019年10月からの消費増税のタイミングに合わせて、「次世代住宅ポイント制度」が開始となりました。住宅の購入やリフォームをした場合、1ポイント=1円相当の商品と交換なポイントが還元されす。今回はマンションに焦点を当てて解説していきます。

1.新築マンションを購入

新しくマンションを購入するときに、次世代住宅ポイントが発行されます。主な条件は以下の通りです。

 1-1. 対象期間

    1. 完了検査

2018年12月20日までに、建築基準法に基づく完了検査の検査済証が発行されていること。

    1. 売買契約

2018年12月21日から2019年12月20日までに、売買契約が締結されていること。

    1. 引渡し

2019年10月1日以降に、引渡しを行うものを対象とします。
※消費税率10%が適用されることが条件となります。

 1-2. 住宅の条件と発行ポイント

    1. 一定の性能を有する住宅

以下の性能を有する住宅の場合…30万ポイント/戸

      • 断熱等性能等級4または一次エネルギー消費量等級4以上の性能を有する住宅
      • 劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上の性能を有する住宅
      • 耐震等級(構造躯体の倒壊防止)2以上の性能を有する住宅または免震建築物
      • 高齢者等配慮対策等級3以上の性能を有する住宅

上記に加えて、以下のようにさらに性能が高い住宅の場合…5万ポイント/戸

      • 認定長期優良住宅
      • 認定低炭素建築物
      • 性能向上計画認定住宅
      • ZEH
    1. 耐震性のない住宅を除去後の購入

耐震性のない住宅を除去・解体し、新しく住宅を購入する場合…15万ポイント/戸

    1. 家事負担軽減の設備を設置した住宅

設置台数に関わらず、以下の対象設備に応じてポイントが発行されます。

    • ビルトイン食器洗機
      …1万8千ポイント/戸
    • 掃除しやすいレンジフード
      …9千ポイント/戸
    • ビルトイン自動調理対応コンロ
      …1万2千ポイント/戸
    • 浴室乾燥機
      …1万8千ポイント/戸
    • 掃除しやすいトイレ
      …1万8千ポイント/戸
    • 宅配ボックス
      …1万ポイント/戸

 1-3. 最大発行ポイント

35万ポイント/戸


2.中古マンションを購入してリフォーム

既存のマンションを購入してリフォームをすると、次世代住宅ポイントが発行されます。主な条件は以下の通りです。

 2-1. 対象期間

    1. 工事請負契約

2019年4月1日から2020年3月31日までに、リフォームの工事請負契約がされていること。
また、その契約が既存住宅の売買契約締結後3カ月以内であること。

    1. リフォーム工事着手

リフォームの工事請負契約から2020年3月31日までに、工事に着手するもの。

    1. 引渡し

2019年10月1日以降に、引渡しを行うものを対象とします。
※消費税率10%が適用されることが条件となります。

 2-2. 住宅の条件と発行ポイント

以下のリフォームを行った場合は、各内容に応じたポイントの2倍が発行されます。

  • 住宅設備工事(全11種類)
    …1つあたり最大2万4千ポイント/戸
  • 開口部の断熱改修(全4種類)
    …1つあたり最大2万8千ポイント/戸
  • 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
    …1部位最大10万ポイント/戸
  • バリアフリー改修(全5種類)
    …1つあたり最大15万ポイント/戸
  • 耐震改修
    …15万ポイント/戸
  • リフォーム瑕疵保険への加入
    …1契約あたり7千ポイント
  • インスペクションの実施
    …7千ポイント/戸

<若者・子育て世帯の方限定>
自ら居住することを目的に購入した既存住宅で、100万円以上のリフォームする場合…10万ポイント/戸
(※売買契約締結後3カ月以内にリフォーム工事の請負契約を締結する場合に限る)

若者とは、2018年12月21日時点で40歳未満の方をさします。
子育て世帯とは、2018年12月21日時点または申請時点で18歳未満のお子様と同居している世帯をさします。

 2-3. 最大発行ポイント

若者・子育て世帯…60万ポイント/戸
その他の世帯…45万ポイント/戸


3.今住んでいるマンションをリフォーム

今お住まいのマンションをリフォームをすると、次世代住宅ポイントが発行されます。主な条件は以下の通りです。

 3-1. 対象期間

    1. 工事請負契約

2019年4月1日から2020年3月31日までに、リフォームの工事請負契約がされていること。

    1. リフォーム工事着手

リフォームの工事請負契約から2020年3月31日までに、工事に着手するもの。

    1. 引渡し

2019年10月1日以降に、引渡しを行うものを対象とします。
※消費税率10%が適用されることが条件となります。

 3-2. リフォーム内容と発行ポイント

以下のリフォームを行った場合は、各内容に応じたポイントが発行されます。

  • 住宅設備工事(全11種類)
    …1つあたり最大2万4千ポイント/戸
  • 開口部の断熱改修(全4種類)
    …1つあたり最大2万8千ポイント/戸
  • 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
    …1部位最大10万ポイント/戸
  • バリアフリー改修(全5種類)
    …1つあたり最大15万ポイント/戸
  • 耐震改修
    …15万ポイント/戸
  • リフォーム瑕疵保険への加入
    …1契約あたり7千ポイント
  • インスペクションの実施
    …7千ポイント/戸

 3-3. 最大発行ポイント

若者・子育て世帯…45万ポイント/戸
その他の世帯…30万ポイント/戸

 

 

4.まとめ

戸建て住宅だけでなく、マンションなどの集合住宅にも次世代住宅ポイントは適用可能です。
マドプロでは開口部の断熱改修を主に得意としています。試算では増税分を上回るポイントが還元されます。ぜひお得なこの機会にお気軽にご相談ください。

※本記事は次世代住宅ポイント制度内容の一部抜粋です。詳しくは次世代住宅ポイントHPをご覧ください。

 

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