出窓の断熱方法!効果的な結露・寒さ対策は!?
最終更新日:2019.11.12
みなさん、おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
冬になると窓際からくる冷気で足元が冷える、暖房を付けても部屋全体がなかなか温まらないという経験はありませんか?特にご自宅に出窓がある場合、他の窓よりも結露や寒さがひどいことが多いと思います。そこで、今日は出窓の断熱対策についてご紹介します。
1 出窓は断熱対策が必須!
出窓は、見た目がおしゃれで部屋を広く見せたり、植物やインテリアを置くスペースとしても活躍します。一方でその特長的な構造ゆえに断熱対策が必須な窓ともいえます。
どうして断熱対策が必要かというと、出窓は窓が建物から出っ張っている分、通常の窓に比べて雨風や日差しの影響を受けやすくなっています。さらにその影響を受ける部分が熱を通しやすいガラスで構成されているため、出窓に結露がついたり、部屋が寒い・暑いなどの原因の一つとなってしまうんです。
2.出窓の断熱方法
窓の断熱リフォームの方法は大きく分けて3つあります。ここからは、それぞれのリフォーム方法についてメリット・デメリットを説明していきます。
2-1.断熱性能の高いガラスへ交換
今入っている窓ガラスを、断熱ガラスに交換する方法です。メリットは、ガラスのみを交換するので費用が安く済む場合が多く、工事時間も1窓あたり1時間~半日程度とすぐに工事が完了します。ただし、ガラスだけの部分的な交換のため、ガラス以外の窓枠や屋根等からは熱が伝わってしまうので効果は限定的となります。
また、1階であれば問題ありませんが、2階に出窓がある場合、足場を組む必要があるので、その場合は工事費用が高くなってしまいます。
その他にも正面にある大きなガラスの両脇にあるガラスのサイズが小さすぎると、交換自体ができない場合等があるので注意が必要です。
<ガラス交換の施工事例>
「出窓のガラスをスペーシアに入れ替え!」
2-2.二重窓(内窓)の設置
二つ目の断熱対策として、「二重窓(内窓)を設置する」という方法があります。
メリットは、窓全体を断熱することが出来るので、ガラス交換のような部分的なリフォームに比べ断熱効果が高い点です。また、室内側から設置するので、2階であっても足場代がかからないのもポイントです。出窓のお悩みのなかで、雨音が気になるという方もいらっしゃいますが、気密性の高いリフォーム商品である内窓は、音対策としても効果を発揮します。
デメリットは、内窓で出窓のスペースを塞いでしまう形になるので、出窓本来のデザイン性は損なわれてしまうことです。また、出窓と内窓の間の空間が密室となってしまうので、出窓スペースで植物を育てていた場合には夏場や冬場は温度変化が激しいため注意が必要です。
断熱効果を重視し、コストも比較的安く抑えたいという方には、こちらの内窓リフォームがおすすめです。
<内窓の施工事例>
「浴室用内窓で、寒さ解決!強化ガラスでさらに安心♪」
2-3.出窓から別の種類の窓へ変更
3つ目の窓の断熱リフォーム方法は、出窓から別の種類の窓に交換する方法です。出窓自体は断熱性能の欠点があることや、シンプルでフラットなデザインが流行していることから、最近の新築住宅ではあまり採用されなくなってきています。そのため、いっそのこと出窓自体を完全になくしてしまうというのも選択肢の一つとしておすすめです。窓全体をリフォームする分、費用は他の窓リフォームに比べると高くなりますが、出窓にこだわらず、窓の断熱性能を高めたいという方にはおすすめです。
<窓まるごとリフォームの施工事例>
「出窓の雨音解消!さらにトリプルガラスで快適!」
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窓の断熱対策は、窓にできる結露を防ぐだけでなく、お部屋全体の快適さを向上させたり、ヒートショック対策などの住む方の健康にも良い影響を与えてくれます。出窓の結露や暑さ寒さにお困りの方は、是非一度ご相談ください!
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