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窓にフィルムを貼るとき、絶対にやってはいけない事とは?

網入りガラスのイメージ画像

みなさん、おはようございます!

Mado Pro(マドプロ)スタッフです!

 

最近冷え込みが厳しくなってきましたね。

今週は最低気温が10℃になるときもあるということで、体調に気をつけていきましょうね!

 

寒くなってくると部屋の防寒対策として、窓にフィルムを貼ることを検討する方が増えるようです。

フィルムは手軽に購入出来て、自分で貼ることも出来るのでいいですよね。

そんな窓用フィルムですが、窓業界では一般常識と言っていいくらい有名な「やってはいけないこと」があります。

 

それは、「網入りガラス・真空ガラススペーシアにフィルムを貼る」です。

 

理由は、「熱割れ」を起こしやすくなるからです。

熱割れをとても簡単にいうと、ガラスに温度差が出来ることでガラスが割れてしまうことです。

 

たとえば冬場、ガラスに太陽が当たりガラスが温められたとします。

ガラスの中心が温められたとしても、アルミサッシにはまっている端の部分は中心よりも冷たいままです。

中心は温められて膨張し、あたためられていない端の部分を引っ張ってしまうのでガラスが割れてしまうという現象が熱割れです。

 

網入りガラスにフィルムを貼ると、どうして熱割れが起きやすいのか。

網はどんどん熱を吸収してしまい、ガラスとの温度差が激しくなるからです。

そこにフィルムを貼ると、さらに熱をこもらせてしまうことに繋がります。

 

真空ガラススペーシアにフィルムを貼ると、どうして熱割れが起きやすいのか。

スペーシアはもともとの断熱性が非常に高いものです。

そこにフィルムを貼るとさらに断熱性が高くなりますが、アルミサッシに入っている部分との温度差もどんどん広がります。

 

プロのフィルム屋さんに、網入りまたは真空ガラスへのフィルム張りをお願いすると、必ず言われることがあります。

それは「もし熱割れが起きたとしても、私たちは責任がとれません。それでも良ければ貼ります。」

 

フィルムを貼ったからといって、絶対に熱割れするというわけではありません。

お部屋の環境や天候などにもよります。

ですが、窓のプロたちは絶対にこのフレーズをお客様に伝えます。

それほど割れている窓を見てきています。

そしてフィルムを貼ることによって、熱割れリスクが高まることを知っています。

 

断熱フィルムを貼るときには、十分この事を理解した上で貼ると良いかなと思います。

本格的な断熱をお考えの場合は、お近くの施工店へご相談いただくのも良いと思います。

 

ではまた!