ガラス

超高断熱真空ガラス スーパースペーシアの紹介

超高断熱真空ガラス

スーパースペーシア

真空ガラスにはグレードがあります。

スーパースペーシアは、真空ガラスと呼ばれるものの中で最上位グレードのガラスです

グレード 商品名 熱貫流率 特徴
最上位 スーパースペーシア 0.65W/(㎡・k) 総厚10.2mmでマイクロスペーサーの数が少ない。
最上位 スペーシア21 0.69W/(㎡・k) スペーシアを使った複層ガラスで、空気層にはアルゴンガスが入っている。
上位 スペーシアクール 1.0W/(㎡・k) Low-Eの種類がより特殊。
普及 スペーシア 1.4W/(㎡・k) 一般的な真空ガラス。
廉価 クリアfit 2.6W/(㎡・k) Low-Eが使われていない。

高い断熱性能

真空テクノロジーによって、一般的なトリプルガラスを上回る断熱性能を半分以下の厚みで実現しています

断熱性能は、『熱貫流率』で表します。

熱貫流率は、熱をどれだけ移動させるかを数値化したもので数字が低ければ低いほど断熱性能が高いことを示します

スーパースペーシアの熱貫流率は0.65で、これは50ミリあるグラスウール(断熱材)よりも高い性能を持っています

※熱貫流率の単位:W(㎡・K)

高い遮音性能

騒音対策としても非常に有効なガラスです。

2枚のガラスの間の層が真空になっているので、この真空層で音を遮断することができます


参照:日本板硝子株式会社

遮音の性能を表す等級は、T-1、T-2、T-3、T-4と4段階あり、一般的な住宅の窓はT-1です。

防音ガラスだと、6.8mm厚でT-2、10.8mm厚でT-3を取ることができます。

スーパースペーシアの遮音等級はT-2で、防音ガラスと同じくらいの遮音効果が期待出来ます

防露効果

真空ガラスシリーズで、最高の防露性能があります

結露は室内の温度と室外の温度の差で起こります。

これは、空気が含める水分の量が、温度によって変わるからです。

暖かい空気は多くの水分を含むことができますが、この空気が、例えば冷たい窓などで冷やされると含みきれない水分が結露となって出てきます。

結露は拭くのが手間という以外に、カビやサビの原因になります。

水滴が枠に溜まり、そこでカビが発生することは健康にもよくありません。

窓に発生する結露を防ぐには、室内温度と室外温度の差を作らないガラスを使うのが良いです。

スーパースペーシアは室外温度が-50℃になっても結露が発生しません。

(室温20℃、湿度60%の場合)

省エネ

断熱性能が高いので、冷暖房効率が非常に良くなります。

つまり電気代が下がります。

高性能複層ガラスと比べると、年間で12,056円の削減効果があります

(戸建て住宅、Low-E複層ガラスとの比較)

当然、環境対策にもなるので、オフィスに採用されるケースも多いです。

10年の保証

真空ガラスは、2枚のガラスにスペーサーをかませて空気を抜いて作ります。

このスペーサーを『マイクロスペーサー』と言います。

保証性能項目

「隣接した2個以上のマイクロスペーサーが落下しないこと」とあり、スペーサーが落下していたら不良品ですので保証対象として交換してもらえます。

この期間は10年です。

※スペーシア取扱店以外のお店で取り付けをした場合は、保証されません。

スペーシア取扱店についてはこちらから。

おすすめの場所

オフィス・店舗・住宅の窓