家のキッチンは窓をつけて明るい雰囲気にリフォーム!

家のキッチンは、壁に囲まれて暗く感じるケースが多く見られます。調理スペースを明るい雰囲気に変えるなら、窓をつける方法がおすすめです。ただし、実際に窓を設置するときは、どれを選べばよいか迷うかもしれません。そこで今回は、キッチンに窓をつける意味について解説するとともに、キッチンに適した窓の種類などをご紹介します。

■キッチンに窓をつける意味

家のキッチンに窓をつけると、調理スペースの採光性や風通しをよくするのに有益です。また、他にも多くのメリットがあるといわれています。

・採光性が上がる

キッチンに窓を設置した場合、室内の採光性を上げるのに効果的です。

多くの家では、リビングに大きな窓が設けられています。一方、キッチンは、独立タイプでも窓があるとは限りません。そのため、リビングは明るい日光が差し込みやすいのに対し、独立したキッチンは暗くなる傾向があります。

この場合、キッチンに窓をつけると、調理スペースの採光性は上がります。料理をつくるとき日光で手元が明るく照らされれば、調理しやすくなるでしょう。

・風通しがよくなる

キッチンの窓は、調理場の風通しをよくする役割も果たしてくれます。

調理では火を使う場面が多く、換気は重要です。調理中に煙が充満したとき、換気扇を回せば煙を排出できます。ただし、時間はかかるでしょう。キッチンに窓があると室内の換気能力は上がり、窓を開ければ空気を入れ替えやすくなります。

また、調理で食材の匂いがこもった場合も、キッチンの窓は室内の匂いを外へ出すのに役立ちます。

・外の景色も楽しめる

調理中に外の景色を楽しめる点も、キッチンに窓をつけるメリットのひとつです。

家が見晴らしのよい立地にある場合、キッチンの窓から外が見えると、景色を眺めながら調理できます。調理中、四季折々の風景が目に入ってくれば、季節の変化を楽しみつつ料理をつくれるでしょう。

また、キッチンに窓を設置すると壁に囲まれるより視野が広がり、開放感を味わえるメリットもあります。

■キッチンに適した窓の種類

キッチンに適した窓の種類は、引き違い窓や上下開閉窓です。窓の種類によって、開閉方法や特徴は異なります。

・引き違い窓

引き違い窓は、窓を左右にスライドして開閉するタイプです。

窓の高さが足元から天井くらいまであれば掃き出しタイプ、比較的に小さいサイズは腰窓タイプと呼ばれています。いずれも、簡単に開閉できる使い勝手のよさが大きな特徴です。

キッチンの窓リフォームでは引き違い窓の使用例が多く見られ、さまざまなサイズが用意されています。

・上下開閉窓

上下開閉窓は、窓を上下に動かして開閉するタイプです。

上と下の窓を自由に開閉できるものに加え、どちらか一方だけ動かせる種類などもあります。上下ともに開けられる場合、間口を広くとれる点が特徴的です。キッチンに設置すれば、通風・換気に大きな効果を発揮すると期待できます。

また、窓の横幅はコンパクトになるメリットがあり、オシャレな見た目も国内外で人気です。

・その他の種類

縦すべり窓や横すべり窓も、キッチンの窓リフォームに向いている種類として挙げられます。

縦すべり窓は上下に細長く、窓を前後に開閉するタイプです。一方、横すべり窓は横方向に長さがあり、ひさしのように窓が開きます。いずれも広い設置スペースは必要なく、採光性や換気能力に優れています。

また、横すべり窓は、雨が降っているとき窓の角度を調節すれば雨よけになるところも大きなメリットです。

窓の種類ごとに使い勝手やメリットは変わってくるため、キッチンに窓を設置する際はニーズをふまえて選ぶことをおすすめします。

■窓をつける場所・注意点

キッチンの窓は、どこに設置するかでメリットが違ってきます。そのため、窓をつける場所について検討することは大切です。

・窓をつける場所

家のキッチンで窓をつける場所は、大きく正面・側面・背面の3カ所に分けられます。

キッチンの正面に窓をつけると、採光性を高めるのに効果的です。調理スペースの前に窓があれば、日光を取り込みやすくなり視界が広がります。また、少し高めに設置すると、外からは見られにくくなります。

正面に窓の設置スペースがない場合、側面につけるパターンがおすすめです。縦すべり窓なら、幅の狭い場所にも設置できます。また、キッチンがリビングを向いている対面式のときは、背面に窓を設置するスタイルが適しています。

窓は側面や背面にあっても調理スペースを明るくできるため、設置場所はキッチンの形状に合わせて選ぶとよいでしょう。

・リフォーム時の注意点

キッチンを窓リフォームするときは、日差しの向きや設置場所のサイズに注意が必要です。

調理スペースを明るくするために窓をつける場合、日差しの向きは重要になります。キッチンの東側や南側に窓をつけないと昼間に日光を取り込みにくくなるため、気をつける必要があります。

また、窓をつける場所のサイズ確認も大切です。スペース不足で希望した大きさの窓をつけられず、期待したほど採光性や換気能力を得られなかったとの声は少なからず聞かれます。

希望通りの窓をつけてキッチンを快適にするためにも、日光の向きや設置場所のサイズは事前にチェックしておくことをおすすめします。

■まとめ

キッチンに窓があると日光を取り込みやすくなり、調理スペースを明るくするのに効果的です。また、窓を開ければ風通しもよくなります。ニーズに合った窓を設置すれば、快適な調理スペースを手に入れられるでしょう。

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