こんなときどうする?内窓設置の疑問点

投稿日:2020.08.07

オシャレで多機能な内窓は、昨今の窓リフォームのトレンドでもあります。その一方で、「カーテンはどうするの?」「奥行きが足りないと付けられないの?」など、設置できるかどうかわからず悩まれる方もいます。そこで今回は、内窓に対してよくある疑問を取り上げ、どのような対応が妥当かお答えしていきます。内窓に興味のある方、リフォームを検討中の方はぜひご一読ください。

■カーテンレールなどは邪魔にならない?

内窓を取り付けるときは、既存の窓枠をそのまま使うため、窓周りの用具があると取り付けが難しくなるケースもあります。その代表例が、カーテンレールです。窓とカーテンレールの間に55㎜~70㎜の幅(インプラスの場合)を確保できない場合、カーテンレールを撤去するか、奥行きをつくる工夫が必要です。

奥行きが足りなくて取り外したカーテンレールは、内窓の設置後、干渉しない場所に取り付けることで継続使用できます。カーテンレールをそのままで内窓を設置する場合は、「ふかし枠」を設けて奥行きをつくります。

カーテンレール以外の干渉物としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ブラインド
  • カーテンボックス
  • 巾木(はばき)

これらの干渉物はいずれも撤去が可能です。ただし、賃貸マンションにお住まいの方は、撤去について大家さんもしくは管理会社に確認をとってからにしてください。

撤去すべきかどうか迷う場合は、判断を専門の業者さんに預けましょう。寸法などはプロに任せたほうが無難なことが多々あり、現場を見てもらってから決めても遅くありません。

■充分な奥行きがない場合はどうする?

内側に充分な奥行きがないと内窓の設置は難しくなります。そんなときは「ふかし枠」と呼ばれる内窓用の枠で対応します。これは奥行きを確保するため以外に、段差を隠したり遮音効果を高めたりする目的でも使用される部材です。

リクシル製の「インプラス」のオプションに付いてくるふかし枠には、20㎜・40㎜・50㎜・70㎜の4種類があります。不足する奥行きに合わせ、適切な奥行きのふかし枠を選んで取り付けるといった案配です。

内窓の設置に必要とされる奥行きの広さ(有効寸法)は、内窓の種類によって異なります。以下はリクシル製インプラスの種類別の有効寸法です。

  • 引き違い窓:70㎜
  • 開き窓:55㎜
  • FIX窓:55㎜

一般的に、有効寸法の測り方は「外窓の内側先端から窓枠の先端まで」を目安とします。しかし、窓の種類や形状によってはこの測り方では通用しないケースもあり(たとえば内側に干渉しやすいクレセント錠が付いた窓など)、それぞれ窓のタイプに合わせた寸法が必要です。

上記はリクシル製の有効寸法を参考にしましたが、設置する内窓メーカーによっても必要な奥行きは異なります。寸法については実際に取り付けてもらうリフォームのプロにお任せしたほうが安心です。

また、窓枠の状態によってはふかし枠が設置できないこともあります。ふかし枠を検討する際は、以下の点に注意してください。

  • ふかし枠の設置に必要な窓枠の奥行きは20㎜
  • 窓枠にガタつきがあったり、ひどい損傷があったりする場合は取り付けできない
  • 段差があるとふかし枠の設置が難しくなる

物理的に設置が困難な状態であっても、補強工事を施すことで対応できるケースもあります。このあたりはリフォーム業者さんに状態を見てもらって相談するのがよいでしょう。

■クーラー付きや防犯ブザー付きの窓に取り付ける場合は?

内窓を取り付けたくても、物理的にそれができないケースもあります。たとえば、クーラーや換気扇が付いた窓ではそのままの状態で取り付けはできませんし、撤去するなど何らかの対応が必要となります。これらの干渉物はカーテンレールやカーテンボックスと違い、そう簡単には撤去できないことも考えられます。業者さんとよく相談のうえ対応を決めるのがよいでしょう。

また、防犯ブザーや防音シート、防音パネルを付けた状態でも同様の措置が必要です。防犯ブザーは別の場所に移動させて使えないか検討してみましょう。内窓には防音機能が備わっているので、外窓の防音シートや防音パネルなどは不要となります。取り外して別の窓に再設置するなどほかの使い道があるかもしれません。

窓辺の近くに家具や電化製品などが置いてある場合、そのままだと使いづらくなることもあるため、移動させるなどの措置が必要となることがあります。このように内窓の設置には、インテリアに少なからず影響を与えるケースがある点にも注意が必要です。干渉物の存在は窓周辺にまで視野を広げて確認し、滞りなく進むリフォームプランを目指してください。

■まとめ

断熱や結露の防止、防音など多機能な一方、内窓には設置を可能にするための条件がいくつかあります。カーテンレールなど干渉しやすいものがある外窓はとくに事前に寸法をとるなどの対応が欠かせません。そのため、リフォーム業者さんによく相談のうえで、設置を本格的に検討するのがよいケースもあります。

マドプロでは、内窓リフォームの実績を持つ業者さんを紹介しています。東京・神奈川にお住まいで内窓設置をご希望の際は、お気軽にご相談ください。


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