連休中は窓が狙われる!オススメの空き巣対策と防犯対策
最終更新日:2019.07.30
おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
連休中、家を空けることの多い時期に気を付けたいのがなんと言っても「空き巣」。
せっかく楽しい旅行から帰ってきても、空き巣に入られていた…(><)そんなことが無いように、今日は正しい窓の防犯対策をご紹介します!
1. 侵入窃盗は1日当たり80件超発生
2. 侵入経路のほとんどが窓!
3. 侵入方法は無締りやガラス破り
4. 泥棒の嫌がることが防犯対策に
5. 具体的な窓のオススメ防犯対策
6. 「CPマーク」が泥棒よけに!?
■侵入窃盗は1日当たり80件超発生
平成30年に全国で発生した侵入窃盗件数は、31,505件でした。
平成16年以降、その発生件数は減少し続けていますが、いまだに1日当たり約86件もの住宅が被害にあっています。
また、侵入窃盗の発生場所として最も多いのは、一戸建て住宅で全体の42.5%を占めています。
次いで一般事務所が12.7%、共同住宅の3階以下が11.9%となっています。
■侵入経路のほとんどが窓!
侵入者はどこから入って来るのでしょうか。
最も多いのは「窓」です。
一戸建て住宅では57.6%、共同住宅(3階建て以下)では53.3%にのぼります。
窓の次に多いのは表出入口です。侵入窃盗のほとんどが住宅の開口部から侵入しているのが分かります。
↑平成30年 一戸建て住宅における侵入窃盗の侵入口
■侵入方法は無締りやガラス破り
侵入窃盗の侵入手段はどの住宅タイプでも1位が「無締り」、2位が「ガラス破り」です。
無締りとはその名の通り、鍵のかけ忘れです。泥棒はいつも侵入しやすい場所を探しているので、日ごろから用心することが大切です。
ガラス破りは窓のクレセント(鍵)近くのガラスを割り、手を入れて解錠する方法です。通常のガラスであれば数秒で解錠が可能で、ちょっとした外出なども油断は禁物です。
↑平成30年 一戸建て住宅における侵入窃盗の侵入手段
■泥棒が嫌がることが防犯対策に
「5分が分かれ目」と言われていて、泥棒は侵入に5分以上かかる家を嫌う傾向があります。また、ガラス破りの際は大きな音が出ることも嫌います。
しっかりと防犯対策がされていて、侵入しづらいことを泥棒にアピールすることが大切です。
■具体的な窓のオススメ防犯対策
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- 補助錠の取り付け
ホームセンターやインターネット通販でも購入可能です。
補助錠をつけることでガラス破りしなければいけない箇所が増えるため、侵入に時間がかかります。また、外から補助錠が見えた場合、それだけで侵入を諦める泥棒もいます。
窓のサッシに元から補助錠がついているタイプもあります。そちらも併せて使いましょう。
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- 面格子の取り付け
一目見ただけで、侵入者に入りづらい家という印象が与えられ、防犯対策として効果的です。
ただし、面格子を取り付けているネジ(ビス)を外してしまえばあっという間に取り外しが可能です。
通常は施工業者により行われていることですが、ネジの取り外しを防ぐためにも「ネジの頭部分を接着剤で埋める」「ネジ穴をわざと潰す」などの対策を行いましょう。
新しく取り付ける場合は、菱クロス模様の面格子がオススメです。もし格子引っ張られて取れてしまった場合でも、手や体を入れにくいためです。
↑Mado Pro施工事例↑
「面格子を取付けて防犯対策!(神奈川県横浜市神奈川区)」
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- 防犯ガラスに交換する
今お使いのガラスを防犯ガラスに交換することも効果的です。
防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に特殊なフィルムを挟み込んでいます。
ドライバーなどでガラスをたたき破ろうとしても、フィルムがあることで貫通することが難しくなり、窓のクレセント(鍵)を開けられません。
また、もし貫通したとしても、何度も何度もガラスをたたき割る動作が必要です。そのためガラスを割る音が周囲に聞こえてしまいます。
↑防犯ガラスを割ってみました。
貫通のしにくさ、音の大きさなどがよくわかります。
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- 防犯フィルムを貼る
ガラスに防犯フィルムを貼るのも効果的です。
ただし、対象となるガラス全面に貼ることが大切です。
クレセント(鍵)部分だけに貼れるような小さいサイズのフィルムが販売されていることもありますが、それでは全く効果がありません。
フィルムが貼られている部分以外は、あっという間に割られてしまいます。
きちんと全面に貼ることと、気泡やすき間などが出来ないように貼ることが大切です。フィルムを貼るときにはプロに任せることをおすすめします。
■「CPマーク」が泥棒よけに!?
CPマークとは、防犯性の高い製品に付けられるマークのことです。
ガラスであれば、騒音を避ける攻撃方法には5分以上耐えられ、騒音が発生する攻撃方法には7回以上耐えられる製品にこのCPマークが付けられています。
室外側からきちんと見える位置に付けられているので、泥棒も必ずチェックします。
防犯に関わる製品ではCPマークがついている製品か確認しましょう。
↑防犯ガラスのセキュオにはCPマークがついています
侵入窃盗被害にあって一番イヤなのは、金品を盗られるのはもちろんですが、楽しかった外出の思い出や気持ちが一気に暗い気持ちになってしまうことです。
また、見ず知らずの人が家に侵入したという恐怖心も残ってしまいます。
イヤな体験・気持ちをしないためにも、未然に防ぐ防犯が大切です。
窓まわりの本格的な防犯対策はマドプロでもお手伝い可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
※参考:「住まいる防犯110番」警視庁HP