「出窓」は時代遅れ!?採用されない3つの理由
みなさん、おはようございます!
Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
私は集合住宅に住んでいるのですが、最近大規模修繕工事が終わりました。
足場を組み立てて、外壁を塗り替えたり防水工事をしたりと大掛かりなものでした。
足場が外れて出窓を下から見上げるとエンジ色に…。
よく見ると出窓の屋根の部分?上の部分も同じエンジ色に…。
サッシの部分は黒。
なぜこの配色なのでしょうか…。
うーん、謎です…。
その出窓ですが、最近新築住宅への採用率が減っています。
昔は出窓の付く家がたくさんあり、メーカーも主要商品として位置づけていました。
しかし今ではメーカーもラインナップを減らしていて、カタログの終わりのほうに載せるような商品となりました。
出窓はどうして採用されなくなったのか。
それは、①デザイン性 ②断熱性 ③予算 この3つが理由です。
①デザイン性
最近の流行として、外から家を見た時にフラットなデザインが多くなっています。
窓が出っ張っていると、デザインとしてちょっと…という時代の流れです。
もしかしたら、また出窓が流行るときがくるかもしれませんね。
②断熱性
出窓の断熱性はよくないです。
窓が出っ張っているため太陽の光は取り込みやすいですし、風の影響をまともに受けてしまいます。
つまり「夏は暑くて冬は寒い」という性質があり、出窓がある部屋全体にも影響します。
今は断熱性の高い家を作るように国としても政策を推し進めています。
そうなると断熱性の低い出窓は、時代に逆行しているといっても過言ではありません。
③予算
出窓は、通常の引違い窓に比べるとお値段が高くなります。
それは単純に出っ張っている部分、上下・両サイドのサッシとガラスがプラスされるからです。
出窓にお金を掛けるぐらいなら、他の部分にお金をかけようと思う方が多いわけです。
個人的には、②断熱性の問題が一番やっかいだなと思っています。
実際に私の家でも夏は恐ろしいほど温度が上がりますし、冬は雪が降るような寒い時期にはめちゃくちゃ冷えます。
結露も激しく、あまり衛生的にも良くないです。
これから家を建てる方は、窓についてもじっくり考えてみることをオススメします!
ではまた!