ご相談の前に
業者へ相談する前に、家族全員で話し合い、改善したい点、希望、予算を明確に書き出しておきましょう。リフォーム後の生活スタイルやデザインのイメージをまとめ、インターネットやカタログなどで参考資料も集めておくと、業者との打ち合わせがスムーズになります。リフォームを検討するときに、なんのリフォームをするかを考えてしまいがちです。色々な商品を見比べてイメージを膨らませるだけでなく、リフォームをしてどうなりたいのかも考えておくと、理想を叶えやすくなります。
業者へ相談する前に、家族全員で話し合い、改善したい点、希望、予算を明確に書き出しておきましょう。リフォーム後の生活スタイルやデザインのイメージをまとめ、インターネットやカタログなどで参考資料も集めておくと、業者との打ち合わせがスムーズになります。リフォームを検討するときに、なんのリフォームをするかを考えてしまいがちです。色々な商品を見比べてイメージを膨らませるだけでなく、リフォームをしてどうなりたいのかも考えておくと、理想を叶えやすくなります。
例えばお風呂をリフォームしたいと考えたときに、最近のお風呂はジャグジーがあったり、シャワーが滝のように出てきたりする商品もあります。「この機能を付けたい!」「このお風呂に交換したい!」など具体的なプロダクトやオプションを見ている時は楽しいですし、快適になったお風呂に浸かっているイメージもわきます。しかし、考えたいのは「そもそもなぜそのリフォームをしたいのか」という理由です。お悩みによっては、取るべきリフォームの選択肢が変わります。相談前に理由を明確にしておけば、工事業者から具体的な提案をもらいやすくなります。リフォームは安い買い物ではありませんので、家族でしっかりと納得することがとても大切です。
浴室が冷えるのは、断熱性能が悪いからです。この場合は、「熱が逃げる窓と床材にこだわるべきで、余裕があればジャグジーを付けるのが良い」といったリフォーム内容になります。
一般的には、手すりを付けたり、段差のある浴槽に替えるリフォームを考えるでしょう。さらに、ヒートショック対策として浴室暖房と窓の断熱化を検討すべきです。なぜなら、安全にという理由は転倒以外にも、心臓や脳への負担といったことまで含まれるからです。
希望や予算がまとまったら、リフォーム業者に連絡してみましょう。メールや電話が一般的ですが、店舗を構えているところに直接行くのもいいかもしれません。初回相談時には、リフォームの目的や希望を伝えたうえで、工事やサービスの内容を確認します。口コミやレビューを参考に、複数の業者に相談すると安心です。
もし「まだどこを工事するか決まっていない」「リフォームするか分からないけど……」という状態でも、迷ったらリフォーム業者へ連絡するのがおすすめです。具体的な工事内容はリフォーム目的をふまえてプロと相談する方が捗りますし、やるやらないも金額を見てみないと決められません。一般的な業者は、建築や内装に関する専門知識を持っているほか、経験も豊富です。質問すれば建築法規などの法規制をふまえたリフォームの可能性や制限、それに伴うコストなどを詳しく説明してくれるでしょう。
同じ工事内容でも金額が変わりますし、業者の判断によっては工事内容が変わることもあります。例えば、A社は「追加部材なしで工事できる」と言い、B社は「追加部材を使わないと工事できない」と言う場合があります。これを「納め方」といい、どのように納めるかは職人の判断によるところが大きいです。もし、どちらの言い分にも納得できる、もしくは納得できなければ第3の業者にも聞いてみるといいでしょう。2社以上に相談して見積を取り、工事内容や金額を見比べながら、やるかやらないかを決めていくのが良いと思います。
最近ではSNSを運用しているところも増えてきたので一緒にチェックしてみてください。実績や工事内容の詳細を頻繁に紹介している会社、顔写真を載せている会社も安心して依頼しやすい傾向です。今はインターネットでお客様とコミュニケーションを取る時代ですので、HPが無かったり、あまり力を入れていなかったりするところは、個人の仕事を控えている可能性があります。
建材には特殊な方法で製造されているものがあります。「この特殊な建材をちゃんと取り扱えますよ」というお墨付きをメーカーから与えられた会社が『認定店』になれるのです。例えば、断熱や防音に効果のある『スペーシア』という真空ガラスは認定店制度を取っています。「取り扱えますよ」と言われても、HPや名刺などを確認して認定店かどうか調べてみてください。メーカーの賞とは、県や全国の取扱量によって表彰されるため、単純に実績が多いという判断ができます。実績が多いということは、「施工の技術がある」「色々な現場を経験している」などの目安になり、参考にしやすいです。
連絡を取った際、しっかりしているところであれば「現地を一度見させてください」との流れになります。リフォームは状況により、工事内容や金額が多岐に渡りますので聞いただけでは判断がしにくいのです。ご在宅の日程を伝えて、現場調査の日程を決めます。
調査当日までに、部屋を片づけておきましょう。理由としては、現場調査に来る目的として「状況確認」だけでなく「採寸」もあるからです。寸法を測る時に、専用のキットを使うこともありますし、対角や奥行きも測ります。場合によっては、本体を補助する部材を外側から付けなければならないこともあります。そして工事該当箇所の写真を撮ります。周辺のものがあると採寸がしにくいですし、写真も撮られたくないと思います。現場調査当日はスッキリした状態で迎え入れましょう。
例えば、窓のリフォームを考えている場合、窓枠のぬいぐるみなどは別の場所に置いていただき、本棚で隠れているのであればズラしておきましょう。お時間に余裕があればカーテンも外して置いていただくとスムーズに進みます。部屋の全体をざっくり片づけたうえで、該当箇所付近は特にすっきりさせておくのがおすすめです。
現場調査が終わったら御見積書が提出されます。この現場を見た後に出される御見積書が正式な金額になります。比較する際は、複数社からの御見積書を参考にしましょう。大切な自宅の改修を任せるのですから、自分でも情報を集めつつ、信頼できる相手かどうか慎重に検討するのが、トラブルを防ぐことにもつながります。
リフォームが難しいのは、何といっても「定価がなく、一軒一軒工事内容が違うので金額も変わってくるところ」です。参考価格は参考価格として確認してほしいですが、実際に工事内容を相談の上、見積りを取ってみてください。例えば、搬入が大変な立地であれば追加の搬入費が掛かります。別途、オーダーの材料が必要であれば追加部材が発生します。これはリフォーム業者に見てもらわないと分かりません。“営業努力”として無料で対応するところもあれば、しっかり費用を頂くことでその仕事に責任を負うというところもあります。
リフォームの御見積書の経費欄には、「諸経費」という項目があることもあります。これは、「経費をまとめている」と理解していただければ問題ありません。リフォームには非常に細かい部品や部材を使います。バッカ―と呼ばれるクッション材やスペーサーと呼ばれるすき間調整材などの副資材を諸経費にまとめていることもあるでしょう。ただし、高すぎると感じる場合は、早めに確認してみるのがおすすめです。
最近ではSNSを運用しているところも増えてきたので一緒にチェックしてみてください。実績や工事内容の詳細を頻繁に紹介している会社、顔写真を載せている会社も安心して依頼しやすい傾向です。今はインターネットでお客様とコミュニケーションを取る時代ですので、HPが無かったり、あまり力を入れていなかったりするところは、個人の仕事を控えている可能性があります。
工事をする業者が決まり、双方納得できたら工事請負契約を結びます。契約後は工事が始まり、業者と連携しながら進行状況を確認しつつ、リフォームの完成を待ちます。疑問点は契約前に解消できるのが理想です。契約後でも不明点があれば、その都度確認しましょう。契約書には工事内容、期間、支払い条件などが明記されているはずです。しっかりと内容を確認することで、後々のトラブルを防ぎやすくなります。
工事の開始日と完了予定日を確認し、スケジュールが無理なく進められるかを確認します。工事中の生活への影響や、仮住まいが必要な場合は、その手配も考慮しておきましょう。
支払いのタイミングや方法について確認します。通常、契約時に一部の前金を支払い、工事の進行に応じて分割払いを行い、完了後に残金を支払う形が一般的です。
工事中に追加の工事が発生することもあります。その際の対応や費用について、事前に取り決めておくとトラブルを防ぐことができます。
工事中の連絡体制を確認し、緊急時の対応や日常的な連絡方法を決めておきましょう。業者の担当者との円滑なコミュニケーションが、工事のスムーズな進行に繋がります。
リフォーム後の保証期間や、アフターサービスの内容も確認しましょう。万が一の不具合時に迅速な対応が受けられるかを確認することで、安心してリフォームを進められます。