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家の屋根・天井には天窓を設置して採光性や通風性をアップ!

天窓は、家の屋根や天井にある窓です。
設置場所が高いため、部屋の採光性を向上するのに大きな効果を発揮します。
家のリフォームで設置した場合、これまでより室内を明るくできる可能性があります。どのような種類があるか確認しておけば、
ニーズに合うタイプを探すとき役立つでしょう。
そこで今回は、天窓の基本的な種類・魅力や費用相場をご紹介します。

■天窓の基本的な種類・魅力

天窓は、家の屋根や天井部分に設置される窓です。
トップライトとも呼ばれ、さまざまな魅力が知られています。

・基本的な種類

天窓の種類は、基本的に「はめ込み式」と「開閉式」の2つです。

はめ込み式は、窓を閉めたまま使用するタイプを指します。
開閉機能がなく、それだけ値段は安くなる傾向があります。
採光性の向上を目的に設置するなら、窓が開かなくても不便しないでしょう。

開閉式は、窓を開閉できるタイプです。
このタイプは、採光性を高められるうえ、空気を入れ替えるときに開けられます。
開閉方法は、大きく分けると、
ハンドルなどを手で動かす手動式とリモコンで操作する電動式の2タイプです。

また最近は、専用のセンサーで雨を感知したときや日射で室温が上がったとき、
自動的に閉じるタイプも登場しています。

・さまざまな魅力

天窓の魅力は、採光性・通風性のよさをはじめ多岐にわたります。

優れた採光性は、天窓の代表的な特徴です。
窓を屋根・天井に取り付けるため、壁面に設置するより太陽光が射し込みやすくなります。
サイズが同じなら、天窓のほうが約3倍多くの日光を取り込めます。

開閉式の天窓は、通風性の高さも魅力的です。
室内の空気は、温度が上がると上方に移動します。
その際、天窓を開けると暖かい空気は屋外へ流れ出し、部屋の風通しはよくなります。

また、プライバシーの守りやすさも、天窓がもつ魅力のひとつです。
家の高い場所に位置するため、壁面の窓に比べると外から見えにくくなります。
夜は、近隣の視線を気にせず月や星空を楽しめるでしょう。

さらに、天窓を活用して上手に室温調整すると冷暖房費を節約できるなど、
さまざまなメリットを期待できます。

■天窓の費用相場・ガラスの選び方

天窓の価格は、数万~十数万円が相場とされる金額です。
ガラスは、いくつかの種類から選択できます。

・天窓の費用相場

天窓の標準的な本体価格は、窓の種類によって異なります。

はめ込み式のFIX窓は、9万円前後からが相場価格です。
屋根や天井に固定するタイプであり開閉できないため、値段は低めに設定されています。
一般的に通気性はなく、採光が目的で取り付ける場合に適しています。

開閉式のうち手動タイプは、およそ14万円以上が相場となる値段です。
また、電動タイプの相場価格は、20万円以上といわれています。
天窓の機能が増えるほど、値段は高額になっています。

さらに、窓のサイズやオプション機能の有無によっても、
具体的な本体価格は変わってきます。

・ガラスの選び方

天窓に用いるガラスは、強化ガラスや合わせガラスが選択可能です。

強化ガラスは、一般的な板ガラスに比べて3~5倍の強度を備えています。
窓の安全性や防犯性を考慮してガラスの強度を求めるなら、
この種類を選ぶのがよいと考えられます。

合わせガラスは、2枚のガラスが合成樹脂で圧着されたタイプです。
2枚ガラスの間に樹脂の膜がつくられるため、
窓に異物がぶつかってもガラス片が広範囲に飛散する事態を防げます。

また、ガラスの内面に格子状の鉄網が入っている網入りガラスも、ガラス片の飛散を防ぐのに有効です。

天窓の断熱性を高めるには、複層ガラスやトリプルガラスが適しています。
いずれも複数枚のガラスの間に生成される空気層が熱の出入りを妨げ、
室温を快適に維持する断熱効果を発揮します。

どの種類を天窓のガラスに用いるかは、ニーズに合わせて決めるとよいでしょう。

■雨漏りや経年劣化の問題

リフォームで天窓を設置する場合、雨漏りや経年劣化の問題に注意が必要です。
適切に取り付けて日々のメンテナンスを心がければ、
これらのトラブルを回避しやすくなると考えられます。

・雨漏りの問題

雨漏りの問題は、正しく施工しなかったケースで発生しがちです。

かつて天窓は、防水の仕組みを理解していないと適切に設置するのは難しいといわれていました。
最近は、防水性に優れた素材も開発されていますが、
設置の手順を守らないと雨漏りの発生につながっています。

天窓からの漏水を防ぐには、しっかり防水紙を重ねて水切り板金を正しく重ねることが大切です。
設置作業は専門的な技術が求められるため、
無理にDIYせず経験豊富な専門業者に頼むのがよいと考えられます。

・経年劣化の回避

天窓の経年劣化を遅らせるには、定期的にメンテナンスすることが重要です。

通常、天窓の耐用年数は、20年ほどといわれています。
ただし、日頃の点検・修理を怠れば、
窓枠や水切り板金の劣化は早まるかもしれません。
時間が経つと、窓が動きにくくなる可能性もあります。

普段から手入れすれば、天窓の劣化は避けやすくなるでしょう。
そのため、何か不具合が生じていないか日常的にチェックすることをおすすめします。

■まとめ

天窓は、採光性や通風性の高さが大きな魅力です。
適切に設置して日々のメンテナンスを欠かさなければ、長く使い続けられるでしょう。
はめ込み式と開閉式ともにプライバシーは守りやすいため、
周囲を気にせず空の風景を楽しめる設備としておすすめできます。