樹脂窓って何?
みなさん、こんにちは!
Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
原油価格の上昇で、合成樹脂の値段も高い状態が続いていますね。
レジ袋や自動車部材など合成樹脂が使われているものは身の回りに沢山あるので、とても影響が大きいですね。
ところで、みなさんのお家の窓は何で出来ていますか?
アルミを使用した窓の方も多いのではないでしょうか。
以前はアルミサッシが主流となっていましたが、最近では樹脂素材の窓というのも普及してきています。
樹脂素材の窓は「硬質塩ビ樹脂」というもので出来ていて、プラスチックの一部です。
どうして樹脂が普及してきたかというと…答えは「熱の通しにくさ」にあります!
樹脂はアルミの約1/1000しか熱を通さない性質を持っています。
身の回りで言うと、アルミで出来た鍋や鉄のフライパンは持ち手部分が樹脂等で覆われていますが、
これもアルミや鉄は熱を伝えやすいという性質がありそのままでは鍋やフライパンを持つことが出来ないため、
持ち手は熱を伝えにくい樹脂等が使用されています。
窓は壁等に比べて熱が出たり入ったりする割合が大きいので、出来るだけ熱を通しにくい素材を使うことが大切です!
アルミの約1/1000の熱伝導率である樹脂を使うことで、
冬場に部屋から熱を逃げるのを防いだり、反対に夏場は熱が入るのを防ぐ効果が期待出来ます!
お部屋の室温が外気に左右されにくくなるので、
エアコン代や暖房費の削減や結露を抑える効果が期待できるなど、良いことずくめですね!
ちなみに、プラスチックの一部と聞くととても脆くて壊れやすいような印象を持つかもしれませんが、
窓に使われる硬質塩ビ樹脂は強化剤を配合し、耐衝撃性能を考えて作られています。
また窓の使用状況によって寿命は異なりますが、基本的に塩ビ樹脂そのものは50年以上の長寿命。
通常の用途通り使う分には問題がなく安心です!
また樹脂窓についても詳しくご紹介します♪
それではまた明日♪
参考サイト:株式会社エクセルシャノンHP 「樹脂窓ってなんだろう?」
樹脂サッシ工業会HP「樹脂サッシQ&A」