窓ではじめる暑さ対策!
「夜暑くて寝苦しい」「エアコンを付けているのになかなか冷房が効かない…」なんて経験ありませんか?室内でも熱中症になる危険性がある夏の時期、家族の健康のためにも暑さ対策は大切です!

1.夏、部屋が暑くなる原因は「窓」!
熱は、温かいところから冷たいところへ移動する性質を持っています。 エアコンを切った後しばらくすると部屋が暑くなるのは、外の熱が冷やされた室内に移動するからなんですね。
では室内へ熱が入るのは、どこからが一番多いと思いますか?
答えは「窓」!夏は、73%もの熱が窓から入ってきてしまうんです。※1
エアコンでいくら室内を冷やしても、外の熱が窓などの開口部からどんどん入ってきてしまっては効果を十分に得る事が出来ません。電気代も余計にかかってしまうので、室内の暑さを対策するには“窓から熱が移動するのを防ぐ”ことが大切です!

2.熱の伝わり方で一番影響が大きいのは
「放射」!
「放射」!
暑さの原因となる熱は、どのように伝わってくるかご存知ですか?
熱の伝わり方は全部で3通り。まずはそれぞれについて詳しく説明していきます!
①伝導…伝導は、物質の中を熱が移動することです。フライパンを火にかけると、火があたっていない持ち手の部分まで熱くなるのはこの「伝導」が起こっているからです。

②対流…対流は、気体や液体が移動することで熱が伝わることです。例えばヤカンでお湯を沸かす際に、あたたかいお湯が上に移動し、冷たい水が下に移動するのを繰り返すことで、火があたっている部分だけでなく、ヤカン内の水全体に熱が伝わります。

③放射…放射は、物体から発生する熱エネルギーが他の物体に移動することをいいます。太陽の光やたき火に当たると、直接触れていなくてもあたたかさを感じるのはこの「放射」によるものです。

熱の伝わり方はどれが一番多いと思いますか?
正解は「放射」です!ペンシルベニア州立大学の報告によると、建物の空間内における熱移動の75%は「放射」によるものだそうです。 だからこそ、一番割合の多い「放射」を抑えることが、夏の暑さ対策には重要です!
3.暑さ対策のポイント①
「日差しを室外でカット!」
「日差しを室外でカット!」
夏の放射で代表的なものが、日射(太陽が出す放射エネルギー)です。
それでは、日射を防ぐのに効果的な方法は以下のどちらでしょうか。
① 室内のブラインドで日差しをカット
② 室外のブラインドで日差しをカット
正解は②です!
①の室内で日差しを遮る方法は、太陽の熱を50%カット。
一方、②の室外で日差しを遮る方法では、なんと81%もカットすることが出来るんです!※2


室内に設置したブラインドやカーテンでも日差しを遮ることは可能ですが、室内へ入り込む熱の半分しか防ぐことが出来ません。暑さ対策を効率良く行うなら「室外で日差しをカット」が大切です!
4.暑さ対策のポイント②「日照角度を知る!」
暑さ対策には、太陽の動きを知ることも重要です!
日差しの入り方は時間帯やお部屋の向きによって変化していきますが、夏と冬でも異なってきます。図のように夏は高い角度から日差しが入り込みますが、逆に冬は低い角度から日差しが入ります。
夏は日差しを遮り、冬はなるべく日差しを取り込むように対策を取ることが一年を通して快適に過ごせるポイントです!

※1一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会.省エネ建材で、快適な家、健康な家.http://www.kensankyo.org/syoene/qanda/mado/a_9.html.2018.5.30アクセス
※2澤井聖一 編. “窓からの日射は建物の外側で防ぐ”.建築知識7月号.株式会社エクスナレッジ.2017.74-75
5.オススメ暑さ対策は全部で3つ!
A) 手軽に日差しだけを遮る…日よけの設置
B) 窓ガラスだけで日差しを遮って、冷房効果をアップ…窓ガラスの交換
C) 日差しも遮って、冷房効果もアップ …日よけの設置&窓ガラスの交換
A)手軽に日差しだけを遮る『スタイルシェード』
【こんな人にオススメ】
・手軽に暑さ対策をしたい
・とにかく暑い日差しをなんとかしたい
スタイルシェードはすだれのように日差しを効率よくカット!収納しやすく、オシャレな生地で長く使える商品です。
<スタイルシェードはこんな商品です>
①その日のうちに取り付け完了!
その日のうちに取りつけられるので、すぐに使えてとても便利です。
②太陽の暑さを最大97%カット!
一番濃い色の生地(ノーブルブラウン)を選択すると、なんと日射熱カット率は97%!紫外線も99%カットして効果バッチリ。展示会で実際に体験してきましたが、体感温度が全然違いました!
③様々な取付け方が出来るから、東や西からの日差しもカット!
窓全面を覆うようにつけることが出来るので、あらゆる角度の日差しを入れません。角度が低く家にたくさん入ってくる日差しをしっかり防ぎます。
気になる費用は?
・腰窓サイズ(生地 幅1365mm×高さ1210mm) 約4~6万円
・テラス窓サイズ(生地 幅1820mm×高さ3030mm) 約5~7万円
※上記は参考価格(製品代+工事代、税別)です。Mado Pro(マドプロ)登録店によって価格は異なります。
正確な金額は実際に採寸を行い、お見積りすることで算出されます。
B)窓だけで日差しを遮って、冷房効果をアップ
『真空ガラス スペーシアクール』
【こんな人にオススメ】
・シェードは開け閉めが面倒
・せっかく対策するなら良い商品にしたい
(世界ではじめて真空技術を取り入れた、高機能ガラス!夏の日差しを抑えることに特化しています。)
<真空ガラススペーシアはこんな商品です>
①太陽の暑さを51%カット!
Low-Eガラスといって、特殊な金属膜がコーティングされているガラスを使用しています。スペーシアクールは特に太陽の暑さを抑える膜を使用しているから、日差しの暑さを軽減して、部屋の温度が上昇するのを抑えます。

②真空層が冷暖房効果を高めます!
まほうびんにある真空層は、お湯や冷水の温度キープすることに優れていますよね。それと同じ原理で、スペーシアクールにも真空層が存在します。だから、エアコンなどで冷やされた室内の温度をキープ出来るんです!冬も同じで、部屋の暖かさを逃がしません。
この断熱性を数字で表すと1.4W/(㎡・K)で、一枚ガラスの約4倍にもなる優秀なガラスです。

③古いサッシでも、スペーシアクールに交換可能!
今サッシに入っている窓ガラスは1枚だけですか?
それともガラスを2枚使ったペアガラスですか?
1枚だけのガラスの場合、ガラスを入れる溝の幅が狭いためペアガラスに交換することが難しいことがあります。でも真空ガラスなら大丈夫!3mm厚のガラスの間にたった0.2mmの真空層があるだけなので、全体の厚みはとても薄いんです。だからサッシの溝の幅が狭くても大丈夫!交換できる可能性は大です!

気になる費用は?
・テラス窓サイズ(幅850mm×高さ1800mm×2枚) 約15万円
※上記は参考価格(製品代+工事代、税別)です。Mado Pro(マドプロ)登録店によって価格は異なります。
正確な金額は実際に採寸を行い、お見積りすることで算出されます。
C)日差しも遮って、冷房効果もアップ
『スタイルシェード & 真空ガラス スペーシア』
【こんな人にオススメ】
・夏だけじゃなくて、冬のことも考えた対策をしたい
・せっかく対策するなら良い商品にしたい
夏はスタイルシェードで日差しをしっかりカット&真空ガラスで外の暑さを部屋に伝えにくくして冷房効果を高めます。
冬はスタイルシェードをしまって太陽の日差しを取り込み、真空ガラスで部屋の暖かさを外へ逃がしにくくします。
一年を通して快適に過ごせる組み合わせです。
気になる費用は?
・テラス窓サイズ 約17万円
(ガラス:幅850mm×高さ1800mm×2枚、スタイルシェード:生地 幅1820mm×高さ3030mm)
※上記は参考価格(製品代+工事代、税別)です。Mado Pro(マドプロ)登録店によって価格は異なります。
正確な金額は実際に採寸を行い、お見積りすることで算出されます。