開かない!古い!寒い・暑い!を一気に解決窓のカバー工法
基礎知識

1 窓のカバー工法で解決できる悩み
窓にこんな問題を抱えていませんか?窓のカバー工法は、様々な悩みを一気に解決できる優れたリフォーム方法なんです。
<こんなお悩みのある方にオススメです>
- 窓やドアが開かない・閉められない
- 建てつけが悪く、すき間風が気になる
- サビやカビがひどく、どうにかしたい
- 木製のサッシで腐食が進んでしまっている
- 鉄(スチール)製のサッシのためサビついて動きが悪い
2 窓のカバー工法とはどんなリフォーム?
窓のカバー工法を簡単に表現すると、「サッシもガラスもまるごと新しくする」リフォーム方法のことをいいます。窓のリフォーム方法は、主に3つあります。
- ① ガラス交換
- ② 内窓の設置
- ③ カバー工法
3 具体的なカバー工法の工程
3-1古い障子を取り外し、枠は残す
窓を開閉する際に動く部分を「障子」といいます。この障子部分を取り外し、枠の部分は残したままにします。この枠まで取り除こうとすると壁を壊さなければならないため、あえて残しておくところがカバー工法のポイントです。

3-2新しい枠の取り付け
新しい枠が歪むことなく取り付けられるように、水平・垂直を測ります。古い枠と新しい枠の間に補強材や断熱材を使い、強度や断熱性を持たせます。

3-3新しい障子の取り付け
新しい障子を吊り込み、スムーズに動かせるか確認します。また、鍵(クレセント)もスムーズにかけることが出来るか確認し、調整します。

3-4カバー工法完了!
これで窓が新しくなりました!朝から夕方までの約1日で、すべての工程が終了しました。
4 窓のカバー工法のメリット
4-1工事は1日!費用も抑えられます!
カバー工法の最大のメリットは、なんといってもたった1日で終わるところ!今までは、サッシを新しくするためにサッシが埋まっている壁を壊して、新しいものに交換していました。そして壁を壊してから元に戻すのに、大工さんや壁紙屋さん・外壁屋さん・塗装屋さんなど様々な分野のプロが必要でした。
カバー工法の場合は、あえて古いサッシをそのままにして上から新しいサッシをかぶせる(カバーする)ため、壁を壊す必要がありません。工事はガラス屋さんまたはサッシ屋さんのみで完結できるため、何人もの業者が家を出入りすることもありません。その分、スピーディーかつお値段も抑えた窓リフォームが出来ます。

4-2ガタつき・すき間風を解消!
開閉のしづらさやすき間風の原因は、長年の家の重みなどで歪んでしまうものがほとんどです。カバー工法は歪みがでないよう、水平・垂直を測りながら新しいサッシを取り付けるため、不具合を一気に解決します。
4-3窓の開け方を変えられる
開かない窓(FIX窓・はめ殺し窓)を開けるようにしたり、ジャロジー窓(ルーバー窓)を開かない窓にしたりなど、窓の種類を変えることも可能です。換気量アップや開閉の不便さ解消にオススメです。
4-4断熱性もアップできる!
せっかく窓を新しくするなら、窓の断熱性もアップしてみませんか?カバー工法に使うサッシとガラスは、それぞれ高断熱タイプのものが存在します。 熱伝導率がアルミの1/1000である樹脂を使ったサッシや、魔法瓶のような断熱性をもった『真空ガラススペーシア』などを選択することが出来るため、窓全体の断熱性がアップします。

オススメの高断熱サッシ
<エピソードNEO LB>
サッシに必要な強度を保てるアルミと、結露や寒さ・暑さを軽減できる樹脂で出来た「アルミ樹脂複合サッシ」です。樹脂の熱伝導率はアルミの1/1000と、とても高い断熱性があります。冬場はアルミサッシにビッシリついてしまう結露も、樹脂を使ったサッシなら軽減することが出来ます。
オススメの高断熱ガラス
<真空ガラス スペーシア>
ガラスとガラスの間に真空層を持つ高断熱ガラスです。魔法瓶と同じように断熱性能が非常に高く、窓際に居ても寒さや暑さを伝えづらいガラスです。また結露の軽減にも効果的です。 真空ガラス スペーシアについての詳しい解説は【徹底解説!本気の断熱は「真空ガラススペーシア」】をご覧ください。

5 注意点:サイズが小さくなる
カバー工法は短い工事期間を実現するために、古いサッシをあえて残したままにしています。残したサッシの上から新しいサッシをかぶせるため、古いサッシの分だけ窓がサッシの面積が増え、ガラスの面積が小さくなります。 大きい窓の場合あまり気になることはありませんが、小さい窓の場合は気になる場合があります。
小さくなる目安は上下7㎝、左右5㎝程度です。
カバー工法では窓が小さくなることを避けられないので、どうしても気になる方は壁を壊すリフォームを検討されたほうが良いでしょう。
<大きい窓の場合>

<小さい窓の場合>

6 気になるお値段は?Mado Pro(マドプロ)参考価格
6-1最高グレードの断熱性能を求めるなら
<アルミ樹脂複合サッシ+真空ガラス スペーシア10ミリ>
・テラスサイズ …352,000円 ・腰窓サイズ …255,000円6-2一般的な断熱性能を求めるなら
<アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラス>
・テラスサイズ …278,000円 ・腰窓サイズ …214,000円6-3断熱性能は求めず、窓を新しく
<アルミサッシ+5mm厚ガラス>
・テラスサイズ …179,000円 ・腰窓サイズ …165,000円
※テラスサイズは高さ1.8m×幅0.8m×ガラス2枚、腰窓サイズは高さ0.9m×幅0.8m×ガラス2枚で算出しています
※2019年2月に算出した価格です
※工事費込み、消費税別の価格です
※ご紹介する登録店によって価格が異なりますので、まずはお気軽にお見積りをお申し付けください
カバー工法の価格は、窓の断熱性に見合った価格になります。『真空ガラススペーシア』を使ったカバー工法は決して安価ではありませんが、それは非常に高い断熱性を持つガラスだからこそです。
高断熱だからこそたくさんのお客様に喜ばれている製品です。
ご予算はもちろん、長い目で見てご検討いただければと思います。
※2019年2月に算出した価格です
※工事費込み、消費税別の価格です
※ご紹介する登録店によって価格が異なりますので、まずはお気軽にお見積りをお申し付けください
カバー工法の価格は、窓の断熱性に見合った価格になります。『真空ガラススペーシア』を使ったカバー工法は決して安価ではありませんが、それは非常に高い断熱性を持つガラスだからこそです。
高断熱だからこそたくさんのお客様に喜ばれている製品です。
ご予算はもちろん、長い目で見てご検討いただければと思います。
7 補助金でお得にカバー工法
窓の断熱化は、光熱費の削減や二酸化炭素排出の削減などにつながるため、とても重要なリフォームの一つです。そのため高い断熱性の窓にした場合、国や各自治体で補助金や助成金制度を活用できる場合があります。 窓のカバー工法も対象となる制度もありますので、詳しくは「補助金の活用でお得に窓リフォーム!」をご覧ください。8 カバー工法には技術力が必要
同じ家の窓であっても、サイズや歪み具合はひとつひとつ違います。今お使いのサッシの採寸と、新しいサッシの取り付けには正確さが必要です。 その窓にあった対応が出来る地元の業者をMado Proではご紹介しています。
現地調査やお見積りは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください♪
