雨の日の湿気対策!上手に換気を行い梅雨の時期を乗り越えよう

 

間もなく梅雨の季節がやってきますね。

気象庁が発表している過去30年間の平均では、関東地域では梅雨入りが6月7日、梅雨明けが7月19日頃といわれています。

 

(参考:https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html

 

直近5年間で見てみると、以下のように梅雨明けの時期はまちまちです。

西暦 梅雨入り 梅雨明け
2017年 6月7日頃 7月6日頃
2018年 6月6日頃 6月29日頃
2019年 6月7日頃 7月24日頃
2020年 6月11日頃 8月1日頃
2021年 6月14日頃 7月16日頃

 

今年はいつ頃梅雨入りし、梅雨明けの予想となっているのでしょうか?

2021年3月末現在は、気象庁から梅雨入り、梅雨明けの予想日は出ておりません。

■梅雨の時期の湿気対策に有効な事とは?

この雨による湿気に悩まされたことがある方も多いのではないでしょうか。

ご自宅やオフィスなどの湿気対策に最も有効と考えられているのは、意外かもしれませんが窓を開けて「換気」をする事です。

今では除湿器や除湿機能付きのエアコンなどの利用も増えてきておりますが、このようなご時世なので「換気」自体は、湿気以外にもウイルス対策にも有効な一つの手段です。

空気そのものを入れ替えるので、気分も少しリフレッシュできますよね。

そこまで強い雨ではなければ、窓を開けて換気してみてくださいね。

■窓を開けて換気することでカビは大丈夫?

「湿気」から連想されるように、心配されることとすると「カビの発生」についてですが、「カビの発生」にはある条件があることをご存じでしたか?

条件を大きく分けて、「湿度」「温度」「栄養分」そして「空気が動きにくい場所」となります。

 

【カビが発生しやすい湿度と温度】

①湿度・・・70%以上

②温度・・・15℃~30℃

③栄養分(食品の食べカス、ホコリ、汚れ、ダニなど)

④空気循環が悪い場所

 

これらの条件がそろってしまうと、カビが発生しやすくなります。

(参考:https://curama.jp/magazine/384/

 

雨の日に窓を開けて換気する事って有効なの?むしろ逆効果なのでは?など思われる方もいらっしゃいますが、雨天時の方が、室外よりも室内の方が湿度が高くなりがちですので日々の部屋の掃除や、エアコン、除湿器だけではなく、④の空気循環を良くする為にも、窓を開けて換気する事は、カビ対策に必要な1つなのかもしれませんね。

また、カビの生えやすい場所としてはお風呂や洗面所などの水回りはじめ、クローゼットなどの狭い収納部分にもカビが生えやすくなります。

今一度、自宅でカビが生えそうなポイントを探して、うまく空気を循環させカビ発生防止に努めましょう。

■雨の日の換気方法

それでは、換気の大切さについて理解したところで、雨の日の上手な換気方法についてまとめます。

基本的に梅雨の時期でも雨が止んでいる時間を狙って換気すると良いでしょう。

なるべく短時間で換気を済ませたいので、以下のような方法を使って、効果的に換気を行いましょう。

 

・可能であれば、2方向換気(室内の離れた窓の2か所)を行う

・扇風機やサーキュレーターを使って、空気を循環させる

 

おおよそ1時間~2時間に1回程度、換気を行ってみてください。

また、どうしても空気が通りにくい空間は、常に換気扇を回しておくことも有効です。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?梅雨の時期の室内のジメジメした空気は、居心地も悪くなりがちですよね。

上手に換気を行いながら、室内湿度を適切に保ちながら且つウイルス対策も行い梅雨の時期を乗り越えましょう!

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