外より暑い家の中…。窓の断熱で対策を

投稿日:2020.10.26

地球温暖化による年間平均気温の上昇から、猛暑・酷暑が続く日本の夏。室内は昼夜問わず蒸し風呂状態というお宅もあり、エアコンなしの生活は考えられなくなりました。一方で、エアコンをフル稼働させると光熱費が気になりますし、エコではありませんよね。

そこで今回は、夏場に室内温度が上昇する原因と対策についてご紹介します。その鍵を握るのは住宅の開口部、つまり「窓」なのです。

■窓の断熱不足が招く室内の温度上昇

室内温度が上がる要因のひとつに、窓から差し込む「日射」が挙げられます。熱をはらむ日射が窓から侵入し、室内温度を上昇させるのです。特に日光の入射角が低い東側の窓、西側の窓は要注意。部屋の奥側まで日が差し込むため、時間帯によっては、室内温度が急激に上昇します。

もうひとつ、「窓サッシに蓄積される外気熱」も室内温度に影響します。日射による熱、そして外気熱の蓄積を避けるには、窓の断熱リフォームがベストです。毎年悩まされる室内の温度上昇を根本から解決します。なお、ホームセンターで手に入る断熱シート・断熱フィルムを窓全体に貼りつけるのも有効です。

■アイテムや工夫で暑さを和らげる方法

ここでは、暑さを和らげるおすすめのアイテムと効率的な使い方をご紹介します。定番の扇風機をはじめ、冷感アイテムや打ち水を上手に使い分けましょう。

扇風機

扇風機をうまく使うコツは、置き場所を工夫すること。おすすめは、エアコンの真下です。冷たい空気を取り込める場所に設置することで、扇風機が空気の循環を促し、結果的に室内温度が下がります。扇風機を使う際は、「いかに冷たい空気を循環させるか?」を意識してみてください。

冷感アイテム

夜間の寝苦しさにお悩みなら、冷感アイテムを活用してみましょう。例えば、冷却ジェル枕や冷感シーツ、冷感素材でつくられたタオルケットなどが挙げられます。本来は発熱時に使う冷却ジェルシートも、頭がひんやりとしておすすめ。日中はともかく、夜間くらいはエアコンに頼らない生活を送りたいですね。

打ち水

気化熱を利用し、人の体感温度を下げる打ち水。近年は「地球に優しい暑さ対策」として、打ち水を推奨する自治体が増えているようです。一軒家の場合は玄関前に、賃貸住宅ならベランダに打ち水をすれば、“自然の諒”を得られるはず。ただ、打ち水はタイミングが重要です。朝晩の涼しい時間帯に水を撒くと、体感温度を効率的に下げられます。

■日射や外気の熱を室内に入れない対策

室内温度を下げる効果的な方法は、窓から侵入する日射や外気熱を遮断することです。先述した断熱シート・断熱フィルムをはじめ、ブラインドや可動式ルーパー、雨戸シャッターなどを活用し、対策を講じましょう。

おすすめはやはり、断熱シート・断熱フィルムです。日射による熱を効率的にカットできます。簡易的ですが一定の効果は認められており、室内温度の上昇をある程度防ぎます。

一方、ブラインド・可動式ルーバー・雨戸シャッターの場合、紫外線と熱は遮断できますが、採光量が不足しがちです。日中であるにも関わらず、どうしても部屋が暗くなります。

もっとも理想的な暑さ対策は、「日光と熱を適度に取り入れる方法」。この条件を満たすのはひとつ、窓の断熱化です。

■根本的な解決となる「窓の断熱化」

「家の中が暑すぎて耐えられない・・・」。そんな方には、断熱仕様の窓・サッシに交換したり、二重窓を増設したりする窓の断熱リフォームがおすすめです。室内の暑さ問題を根本的に解決する方法で、一般的にはリフォーム業者に施工(窓の増設・交換など)を依頼します。

断熱用の窓としては、2枚1組の構造を採用した「複層ガラス」や、その上位版にあたる「Low-E複層ガラス(エコガラス)」などが代表的です。これらは「機能ガラス」の一種で、適度に外気熱を取り入れつつ、日光はしっかりと通します。さらに防音性・遮音性・防犯性に特化したガラスもあり、ライフスタイルやニーズに合わせて選択可能です。

ガラスばかりに目が向きがちですが、その枠部分となるサッシも重要です。一般的なアルミサッシは外気熱が蓄積しやすく、結果的に室温も上昇します。これを熱伝導性の低い樹脂サッシに交換することで、外気熱の過度な蓄積を防止できます。

また、樹脂は機密性に優れる素材です。樹脂サッシに交換した場合、エアコンの冷たい空気を外に逃がさず、快適な室温を維持できるメリットがあります。27〜28度の温度設定でも快適に過ごせますし、光熱費の節約にも繋がります。

■まとめ

夏場の室内温度は、窓の良し悪しが大きく影響します。暑さ問題を根本的に解決するためにも、窓の断熱リフォームをぜひご検討ください。なお、断熱リフォームは、特定要件を満たすと国・自治体主導の補助金制度を利用できます。


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