換気するだけで窓の結露防止に。長年お困りなら窓リフォームを

投稿日:2020.10.26

見た目の悪さに加え、健康被害の原因にもなる結露。窓付近が水浸しになったり、カーテンやサッシが汚れたりと、冬場の暮らしを悩ませる要因のひとつです。長年結露にお困りなら、窓の断熱リフォームをご検討ください。

今回は、窓の結露対策が必要な理由と原因、断熱リフォームの有効性についてお話します。

■窓の結露防止が必要な理由

結露は窓やサッシ、ひいては住宅の寿命を縮める要因のひとつです。結露自体はただの水滴であり、直接害をもたらすものではありません。問題なのは、結露をもとに発生するカビの被害です。

「ジメジメとした場所にカビが発生する」のはご存じの通り。カビの繁殖には「水分」と「栄養素」が必要で、水分は結露の水滴が、栄養素は結露に含まれる空気中のチリ・ホコリ・雑菌がまかないます。結果、結露を放置した水浸しの窓は、カビの温床となるのです。

カビはカーテンやサッシを汚し、劣化スピードを速めます。さらに健康面の悪影響も否定できないため、何らかの対策が必要です。

結露発生のメカニズム

空気は1㎥あたり30g程度の水蒸気を含んでいます。湿度ごとに含める水蒸気量が決まっており、これを「飽和水蒸気量」といいます。つまり、湿度に比例して、空気中の飽和水蒸気量が増えるのです。

部屋の湿度が100%を超える温度を「露点温度」といいます。室内温度が露点温度を下回った場合、空気中の水蒸気が液化。それが結露として発現し、窓などに付着します。

そもそもなぜ、窓に発生するのか。結露の原因は、室内と屋外の温度差にあります。冬場の場合、外気に面する窓は非常に冷たくなるもの。室内の暖かくて湿った空気が窓に触れると露点温度が下回ります。結果、結露の発生につながるわけです。

■窓の結露防止対策

主な窓の結露防止対策をご紹介します。「水蒸気量」と「温度差」のふたつをカバーすることが大切です。

小まめに換気する

結露の原因は、温かく湿った空気にあります。そのため、室内を小まめに換気し、室内温度を下げてください。このほか、生活空間から「水蒸気を発生させるもの」を極力取り除きましょう。

  • 部屋干しの洗濯物
  • 加湿器
  • 水槽
  • 観葉植物
  • キッチン・水回りのもの(食器や料理など)
  • お風呂

特に乾燥しがちな冬場は、加湿器を使用するご家庭も多いはず。加湿器を使う場合は、頻繁な換気を心がけましょう。このほか、生活に欠かせないキッチンやお風呂からも水蒸気が発生します。料理の際は換気扇を回す、浴室を開けっぱなしにしないなど、水蒸気の発生を抑える工夫が必要です。

除湿器を設置する

梅雨の時期に活躍する除湿器ですが、結露対策にも使えます。除湿器には「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3種類があります。

  • コンプレッサー式:エアコンの除湿運転と同じ方式。除湿能力が高い
  • デシカント式:乾燥剤で除湿する方式。室内温度を高めるため夏場には不向き
  • ハイブリッド式:コンプレッサー式とデシカント式、双方の除湿方式を採用

季節を問わず、家の至るところで使えるハイブリッド式がおすすめ。水回りを筆頭に、水蒸気が発生しやすい場所に設置しましょう。

サーキュレーターや扇風機を活用する

窓付近にサーキュレーターや扇風機を設置し、湿気の滞留を防ぎます。結露は空気中の水蒸気が窓で冷やされて発生するため、その前段階で水蒸気を飛ばすのです。空気の循環が良くなるほか、暖房効率の向上も期待できます。

適切な暖房器具を使う

冬場においては、石油ストーブやガスファンヒーターを使う機会が増えます。これらは「開放型暖房機」と呼ばれ、灯油などの燃焼時に大量の水蒸気を放出します。結果、空気中の水蒸気が過剰となり、結露の発生につながるのです。

空気中の飽和水蒸気量を抑えたいなら、非開放型やFF式ストーブがおすすめ。外に排気するタイプなので水蒸気を放出せず、結露の発生を抑えます。

結露防止シートを貼る

結露の発生原因のひとつに、「窓の冷えすぎ」があります。そこで、窓に結露防止シートを貼り、内側が極端に冷えるのを防ぎましょう。

結露防止シートは、ホームセンターなど購入できます。最近は“すりガラス風”のシートなど、おしゃれなデザインの製品も増えました。なお、緩衝材や段ボールでも同様の効果を得られますが、見た目はイマイチになります。

■窓リフォームも有効な結露防止対策

断熱性能の高い窓は、露点温度が下がりにくく、結露も発生しにくい仕様となっています。結露を根本的に防ぎたいなら、窓の断熱リフォームが有効です。

断熱リフォームといっても、その種類はさまざまです。たとえば、二重窓。既存の窓に内窓を取り付けることで、内窓は冷えにくくなり、結露の発生を防げる仕組みです。

窓ガラス以外には、サッシに結露が集中するケースもあります。その場合、ガラス交換のみでは不十分です。窓とサッシ、両方を断熱性能の高い製品に交換することが、結露防止につながります。

■まとめ

結露対策で重要なのは、「原因」を正しく理解することです。発生メカニズムを理解した上で、適切な結露対策を講じましょう。中でもおすすめなのが、窓の断熱リフォームです。長期的かつ確実性の高い効果を望むなら、一度ご検討ください。


マドプロはマッチングサイトです


COMING SOON

error: 右クリック禁止