ロールスクリーンの洗い方!汚れたらどうすればいい?
最終更新日:2019.12.19
みなさん、おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
年末も近づき、一年の汚れを落とす大掃除の時期ですね。一気に大掃除をしなくても、毎週のお休みなどで少しずつお掃除して年末はのんびりという方もいるかもしれませんね。今回は、ちょっとした時間で取り組める「ロールスクリーンのお手入れ方法」をご紹介します。
1. まずは洗濯表示を確認!
2. 標準タイプの場合
2-1. <普段の掃除方法>
2-2. <汚れが付いてしまった場合>
3. ウォッシャブルタイプの場合
3-1. <普段の掃除方法>
3-2. <汚れが付いてしまった場合>
1.まずは洗濯表示を確認!
ロールスクリーンの生地は、大きく分けて「標準タイプ」と「ウォッシャブルタイプ」の2種類があります。生地によって洗えるものと洗えないものがあるので、まずは生地に付いている洗濯ラベルを確認しましょう。
2.標準タイプの場合
2-1.<普段の掃除方法>
通常のお手入れ方法は、市販のハンディモップやはたきなどでホコリを取り除いて完了です。ロールスクリーンは、カーテンに比べるとホコリがつきにくいので、ホコリのアレルギーがある方やお掃除の手間を抑えたいという方にもおすすめです。
2-2.<汚れが付いてしまった場合>
標準タイプの場合、洗濯が出来ないので生地を交換する必要があります。メーカーごとに取り換え用の生地のみ販売している場合があるのでそちらを購入して付け替えてください。
標準タイプは、生地にハリを持たせる為に樹脂でコーティングをしていますが、この樹脂加工が水に弱い為、洗ったり水拭きをしてしまうとコーティングが溶けてしまいます。シワやシミの原因になってしまうので、標準タイプをご購入される場合は、汚れや水濡れには注意して使用してください。
3.ウォッシャブルタイプの場合
3-1.<普段の掃除方法>
普段の掃除方法は、標準タイプと同様、市販のハンディモップやはたきなどでホコリを取り除いて完了です。
3-2.<汚れが付いてしまった場合>
汚れが付いてしまった場合は、生地を一度取り外して洗濯し、再度取り付ける流れとなります。今回はタチカワブラインド製のウォッシャブル仕様の場合の洗濯方法をご説明していきます。(※取り替え方法は、メーカーによって異なりますので、お使いの製品の説明書またはメーカーHPをご確認ください。)
①まずは製品を取り付けブラケットから外します
- サイドについているブラケットカバーを取り外します。
- 巻取りパイプが露出するまで生地を引き出します。
※プルコード式・ワンタッチ式の場合は、この状態で生地が巻き戻されないようストッパーをかけてください。ストッパーをかけた後、巻き取りパイプを回すとストッパーが解除され、パイプが自動的に逆回転しますのでご注意ください。
- 巻取りパイプを固定します。(※プルコード式・ワンタッチ式のみ)製品を正面から見て、プルコード式は左側、ワンタッチ式は操作側の反対側にある挿入口に、製品購入時に付属の六角レンチ(3mm)を挿し込みます。
- 生地を巻取りパイプから取外します。スクリーン押さえのつばの部分を巻取りパイプの端から引っ張ると生地ごとはがれます。
- プルコードサポートを取外します。(プルコード式の場合)
- ロールスクリーンの一番下に付いているウェイトバー端部のキャップを外し、ウェイトバーを横方向にスライドさせ、棒を抜き取ってください。
②生地を洗濯します
- 生地を手洗いもしくは、洗濯機の弱モードで洗います。折りたたむとたたみ跡が残ってしまう場合があるので、そのままの状態で投入します。洗剤は漂白剤の入っていないものを使用してください。
- 脱水はシワの原因となるので、手で絞る場合は軽く、洗濯機の場合は短時間にとどめます。
- なるべくシワにならないよう伸ばして陰干しします。
- シワが気になる場合は、中温でアイロンをかけてシワを伸ばします。
③再度生地を取り付ける
- ウェイトバーを元の位置に入れ直し、端部のキャップをはめます。
- プルコードサポートを、元の位置に取り付け直します。
(※プルコードサポートはレバーが生地の裏側にくるように取付けてください。)
- 生地の裏表を確認し、生地の押さえ部分を巻き取りパイプの溝にはめこみます。
- 取り外す際に差し込んだ六角レンチを抜きます。(※プルコード式・ワンタッチ式のみ)このときプルコード式・ワンタッチ式の場合、六角レンチを抜いた時、生地が急に巻き上がることがありますので、必ず巻取りパイプを手で支え、巻き上がらない状態で六角レンチを抜いてください。
- 生地を巻取リパイプに巻き取ります プルコード式の場合はストッパーを解除後、手でパイプを抑えながらすこしずつ巻いていきます。(チェーン式やワンタッチ式の場合は、 製品本体を取付けブラケットに取付けた後に、チェーン操作で生地を巻取ってください。)
④製品を取り付けブラケットに取り付ける
最後に製品を取り付けて完了です。
標準タイプとウォッシャブルタイプでは購入時の金額に差がありますが、これからロールスクリーンを購入される場合は、購入後のお手入れをどうするかという点もふまえてご購入されるのをおすすめします!
※標準タイプでも、メーカーによって水拭きが可能な生地もあります。お手入れ前に必ずメーカーのお手入れ方法をご確認ください。
<参考サイト>
タチカワブラインド メンテナンスマニュアル