玄関ドアリフォーム ドアを引き戸に変更できる?

↑ YKK AP「かんたんドアリモ アウトセット引き戸」
最終更新日:2019.10.08

おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!

玄関まわりをバリアフリーにしたり、スペースの確保が必要になったりした時、玄関ドアを引き戸に変えるリフォームが可能なことをご存知でしょうか?毎日使うところだからこそ、不便を解消したいですよね。
今日は、玄関ドア・玄関引き戸のリフォームについて詳しくご説明します。

1.玄関ドアを引き戸にするリフォームは可能

そもそも、今お使いの玄関ドア(開き戸)を引き戸に変更するリフォームは可能なのでしょうか?
答えは「可能」です。

実際に開き戸から引き戸へと変更される方はいらしゃいます。車いすを利用するようになった、玄関まわりのスペースを確保したいなどきっかけは様々です。また、玄関引き戸への工事は約1日で完了するためストレスも少なく、喜ばれるリフォームの一つです。

玄関引き戸

2.玄関引き戸のメリット

    • ドアを開くためのスペースが不要

玄関ドア(開き戸)の場合、室外側に扉を引いて開けるため、その分のスペースが必要になります。扉を手前に引く部分に物を置いたり、自分自身が立つことが出来ません。
しかし、玄関引き戸の場合は扉を横にスライドさせるため、スペースを広く使うことが出来ます。また自分自身が動く必要がないため、車いすや荷物の多い方などに優しい設計です。

    • 軽い力で開け閉めが出来る

最近の玄関ドア(開き戸)も軽い力で開け閉めが可能ですが、扉一枚を手前に引くための一定の力は必要です。玄関引き戸の場合、扉を横に引っ張るとあとはレールに乗ってスムーズに動き出すため、力の弱いお子様やお年寄りの方などでも開閉しやすくなっています。また、オプションで大きな把手を付けることも可能です。

    • 雨の日の傘さしが楽々

ドア(開き戸)を開けて外に出かけるとき、閉じようとするドアを体で支えながら傘をさしたり、ドアが開き切るところまで開けてから傘をさしたりする必要があります。引き戸の場合は、扉を支えたりする必要もなく扉を開けた位置から傘をさしてお出かけすることが出来ます。車いすを利用している方、玄関にひさしが無い場合などにオススメです。

3.玄関引き戸のデメリット

    • レールの分だけ段差ができる

玄関引き戸は扉部分をスライドさせるために、レールが必要となり、そのレールを敷いた分だけ段差が出来ます。高さはおおよそ1.5cmほどです。もともとの玄関ドアがどのように設置されているかで状況は変わりますので、一度玄関を見させていただいたときに段差についてご相談と確認をさせていただければと思います。

4.玄関引き戸にリフォーム出来る条件

玄関ドアを引き戸にリフォームするための主な条件は、「玄関引き戸を設置できるだけのスペースがあるか」ということです。玄関引き戸は、扉を横にスライドさせて開けた分、その扉を収納するスペースが必要です。扉を引き込むだけのスペースがない場合は、残念ながら扉を付けることが出来ません。
玄関ドアまわりに壁がある、玄関ドアのサイズが大きい場合などは引戸に出来る可能性が高くなります。とはいえ、一度お家を拝見させて頂いてから判断する必要がありますので、まずはご相談ください。

引き込むスペース

↑黄色い部分のスペースが必要です。

5.玄関引き戸の種類

玄関引き戸には、主に3つの種類があります。

    • 大きな出入り口に出来る「連動タイプ」

複数の扉が重なり合うよう連動して開くことで、出入り口のスペースを大きく確保した引戸です。ゆとりのある出入り口で大きな荷物や家具の出し入れ、車いすやベビーカーの出入りも楽々です。
連動引き戸

    • 明るい玄関に「袖付きタイプ」

玄関の扉の「袖」とは扉横についている開かない部分のことで、明かり取りを主な目的にしています。この袖を引き戸にも付けることが可能です。暗くなりがちな玄関も、明るい空間になります。
袖付き引き戸

    • コンパクトな玄関に「袖なしタイプ」

もともとの玄関ドアのサイズが小さい場合は、扉だけの袖なしタイプとなります。
袖なし片引き戸

6.玄関引き戸のデザイン

引き戸というと昔ながらの家にあるイメージがありますが、今の引戸はデザインが様々です。モダンなものからシックな引戸までご用意があります。ぜひ、お気に入りの引き戸を見つけてください。

↑「現代和風」和風の雰囲気を残しつつも、今どきのお家にも合うデザインです。

↑「伝統和風」和風の雰囲気で、昔ながらのお家にぴったりです。

↑「洋風ベーシック」引き戸であることを感じさせない、洋風のデザインです。

7.現地調査が大切です

玄関ドアを引き戸に交換するには、玄関ドア本体はもちろん、そのまわりの状況も非常に重要になります。
引き戸を引き込む(収納)できるだけのスペースがあるのか、玄関ドアの段差がどのようになっているのかなど、現場で実物を確認してみないと分からないことが多々あります。そもそもリフォームすることが可能なのかといった判断と、実際にリフォームが出来る場合はどんな仕上がりになるのかを想定するために、現地調査はとても大切です。
玄関引き戸への変更リフォームをご希望の場合は、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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