浴室ドアリフォーム交換の費用相場や交換方法は?

浴室交換後
最終更新日:2019.07.04

おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!

浴室は毎日使う場所なので扉を開け閉めする頻度も多く、長年使っていると閉まりが悪くなったり水が漏れ出たりと故障が起きやすい場所です。浴室ドアを壊れたままにしていると浴室から水が漏れてしまう原因にもなるので、不具合が起きた場合は早めの交換がオススメです。

■浴室ドアの種類は3種類

浴室ドアの種類は、大きく分けて3種類です。

①開き戸
住宅のドアにもよく使用されている一般的なタイプの扉です。構造がシンプルなので壊れにくく、掃除も簡単です。ただし「扉が開く分のスペースを広く取らないといけないので、浴室が狭い場合は開閉がしづらい」「中で人が倒れた際、浴室側に扉が開くタイプの場合は開けられなくなる」「脱衣所側に扉が開くタイプの場合、ドアについた水滴が脱衣所に落ちることがある」という点がデメリットとしてあげられます。

②折れ戸
開けたときに中心部分が折れるタイプの扉です。システムバスでは標準仕様となっていて、浴室のドアとしては主流なものです。開閉の際に扉の半分のスペースだけで良いので、浴室が狭い場所にもオススメです。デメリットは、レール部分の掃除がしにくく、他の扉タイプに比べると構造が複雑な分、故障しやすいともいえます。

③引き戸
横に引き込むことのできるタイプの扉です。他の2つの扉に比べて前後のスペースを広く使うことが出来るので、なるべくスペースを広く使いたい方や車椅子での補助が必要な場合などにオススメです。デメリットは、別の扉タイプからリフォームをする場合、壁部分から構造を変える大掛かりな工事になるので手間と費用がかかること、そして扉を横に引き込むための十分なスペースがないと交換自体ができないので注意が必要です。

今の使い勝手に困っておらず故障しているだけであれば、同じタイプの扉を選ぶことになります。一方で、今の扉の使い勝手が悪いという場合は別のタイプの扉にすることでお悩みを改善できることがあります。

■浴室ドアの交換方法は2種類

外壁を壊す大掛かりな工事を除いて、浴室ドアのリフォーム方法は大きく分けて2つあります。

①浴室ドアをまるごとリフォーム
カバー工法という工事方法の場合、元々ついている枠の上に新しい枠をかぶせるので、壁を壊さずドア全体をまるごと新しくすることができます。全体的に劣化してしまっている場合や、丸ごと綺麗にしたいという方にオススメです。デメリットとしては、扉のみの交換に比べると費用がかかる点と、元ある枠の上から新しい枠を被せる形になるので開口部分(人が通る部分)が少し狭くなってしまいます。

②扉のみを交換
現行発売されている商品であれば、扉のみを交換することが可能です。一方で型が古い商品の場合は、別の方法で新しい扉を取り付けることになります。
アタッチメント工法という工事方法の場合、元々付いている枠にアタッチメントを付けて新しい扉を取り付けます。まるごとリフォームする方法に比べると費用が安く抑えられるのに加えて、開口部の広さもほとんど変わらないので今まで通りにご使用いただけます。デメリットは、元々の古い枠はそのままになるので、新しく綺麗になった扉との差が浮き彫りになってしまう可能性があります。枠ごと全部キレイにしたいという場合は、カバー工法での全体交換がオススメです。

■浴室ドア交換の費用相場

浴室ドア交換の値段は現場状況や施工店舗・サイズ等によって異なりますが、費用相場はこちらになります。実際にかかる詳しい金額を知りたい場合は、まずは一度見積りを依頼することをオススメします。

①浴室ドアを丸ごと交換する場合(カバー工法)…¥75,000~
②扉のみを交換する場合(アタッチメント工法)…¥55,000~

■浴室ドア交換の工事時間やリフォームの流れ

浴室ドアリフォームの工事時間は、工事内容や現場状況により異なりますが半日~1日で完了します。具体的なリフォームの流れはこちらです。

①見積り依頼をする…メーカーや商品型番・サイズ・ドアの種類・浴室ドアの写真等、分かる範囲で情報を伝えて見積もり依頼をします。正確な金額を知りたい場合は本見積りを、おおよその金額を知りたい場合は概算見積りを依頼します。(※工事内容によっては、概算での金額が出せない場合があります)

②現地調査…本見積りの場合、施工業者が現場の確認を行い、工事の可否や実際に取り付けにかかる工事費用を算出します。

③見積り提出…施工店から見積もりを受け取ります。見積もり内容に不明点や分からない部分があった場合は、必ず施工店に確認しましょう。

④発注&工事日の調整…見積り内容に納得したら依頼をし、工事日を決定します。

⑤工事…工事当日は工事箇所や搬入経路近くのものをあらかじめ片付けておきましょう。工事完了後は動作に問題がないかなどを確認して完了となります。

■浴室ドアのリフォーム事例

【浴室スペースを有効活用!浴室ドアリフォーム】

浴室ドア施工後

“浴室が広く感じ、出入りもしやすくなった”
(お客様の声)ドアが軽くなり、開閉が楽になった。色をホワイトにしたので、開いてても閉まってても明るく感じる。コンパクトに折りたたまれる…<つづきはこちら>

【腐食した浴室ドアの取り替え!かんたん浴室ドアリフォーム】

浴室ドア施工後2
“開け閉めも軽くなり、使いやすくなったことで大変喜ばれました。”
お風呂場に木製のドアが付いており、ドア本体が腐食していました。枠ごと交換するとタイルも壊さなければならない…<つづきはこちら>

■併せて行える浴室の窓リフォームがオススメ!

古くなった浴室は全体が冷えこみ、冬場はヒートショックなどの危険性もあります。浴室で最も熱の出入りが多いのは、実は窓なんです。窓を断熱リフォームすることで、窓からの冷気を抑え、お風呂場の寒さを解消することができます。これから寒さが厳しくなる冬に向けて、浴室ドアリフォームとあわせて窓リフォームオススメです!

■浴室の窓リフォーム事例

【浴室窓の断熱リフォームで寒さ軽減!(東京都大田区)】
施工前

【浴室用内窓で、寒さ解決!強化ガラスでさらに安心♪】

【お風呂(浴室)の窓をリフォーム!】

 

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