窓リフォームのメリットデメリットは?

窓

最終更新日:2019.09.06

おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!

リフォームというとキッチンやお風呂等の水回りを思い浮かべる方も多いと思いますが、窓をリフォームをすることで得られるメリットも数多くあります。今日はそんな窓リフォームのメリットと、リフォーム前に知っておきたいデメリット(注意点)についてご紹介していきます。

■窓リフォームのメリット

① 効率的に断熱リフォームが出来る
断熱リフォームと一口に言っても、壁や床・天井など様々なリフォーム箇所がありますが、最もオススメなのが「窓のリフォーム」です。
窓は家の中で熱の出入りが最も大きい箇所と言われていて、冬は58%、夏は73%もの熱が移動してしまいます。フルリフォームが難しい場合は、熱の出入りの大きい「窓」をリフォームすることをオススメします。

②省エネ効果で電気代を節約できる
窓の断熱リフォームは、お部屋の暑さ寒さ対策だけでなく、冷暖房費の削減やCO2排出量の削減効果も期待できます。
家の窓を断熱効果のある「Low-E複層ガラス」に交換したシミューレーションをした場合、戸建住宅で1戸あたり年間4~7万円。集合住宅では年間1~3万円の節電効果があるとも言われています。お部屋が快適になるだけでなく、冷暖房費の節約や省エネにも繋がります。
「板硝子協会」省エネルギー効果のシミュレーション計算による

③ 結露対策ができる


窓を断熱リフォームすることで、結露の発生を抑えることが可能です。結露はカビやダニの温存となるだけでなく、家が腐り劣化を早めてしまう原因にもなります。窓の結露で悩まれている方には窓リフォームがオススメです。

④ 防音対策・音漏れ対策が出来る
窓はガラスの厚みが薄いのに加え、構造上スムーズな開閉のために隙間が設けられています。そのため、壁等に比べて音が出入りしやすい箇所です。
内窓(二重窓)を設置することで、気密性が高まり、窓からの騒音対策や部屋の音漏れ対策が可能です。最近ではDIYで取り付けされる方もいますが、リフォームの場合は新築とは異なり取り付け箇所に歪みが生じている場合があるので、隙間なく取り付けが出来る、内窓の施工実績が豊富な業者にご相談することをオススメします。

⑤ 防犯対策が出来る
まずはじめに防犯対策をしていただきたい箇所が「窓」です。
戸建て住宅の場合、空き巣の侵入経路で最も多いのが「窓」。なんと半数以上となる57.6%が窓から侵入しています。泥棒は、侵入までに5分かかると約7割が犯行を諦め、10分以上かかるとほとんどが犯行を諦めると言われています。防犯フィルムを貼る、防犯ガラスに交換する、面格子やシャッターを設置するなど、泥棒が家に侵入するまでの時間がより長くなるよう対策することが大切です。

⑥ 窓の使い勝手を解消できる

経年劣化により窓が歪んで開けづらい、開閉出来ない窓(はめ殺し窓)を開閉できるタイプの窓にしたい、ルーバー窓を上げ下げ窓にしたい等々、窓の種類を変えたり、開け閉めをスムーズにすることも窓リフォームで可能です。

⑦視線対策が出来る

プリ窓
<画像:f.delight「プリ窓」>

隣の家が近くて視線が気になる、道路に面していて視線が気になるというお悩みも窓リフォームで解決できる場合があります。ガラスを不透明のものや模様入りのものと交換したり、おしゃれな柄の内窓を設置することで視線対策が出来ます。

⑧手軽にリフォームが出来る
窓リフォームのほとんどが、その日のうちに工事が完了します。費用はリフォーム内容によって異なりますが、数万円から出来るものがあり手軽に始めたい方にはオススメです。

<窓リフォームにかかる費用相場はこちら>

■窓リフォームのデメリット(注意点)

①部分的なリフォームなので、家全体の断熱・防音はできない
手軽に出来る窓リフォームですが、あくまで部分的なリフォームのため、窓以外の部分が原因だと悩みが解決しない場合があります。例えば音の場合、窓から入ってくる音に関しては軽減することが出来ますが、壁や床・通気口等の箇所から入ってくる音には総合的なリフォームが必要です。どのレベルの対策をしたいかや、ご予算等とあわせてまずは一度プロの方に相談するのをオススメします。

②窓の見た目や使い勝手がリフォームによって変わることがある

窓リフォームによってこれまでの使い勝手と異なる場合があります。窓枠(フレーム部分)はそのままに、ガラスのみを交換するリフォーム方法では、一枚ガラスに比べてガラスの重みで開閉が少し重く感じたり、内窓の場合は開閉時に2回動作が必要になります。また、カバー工法による窓リフォームの場合は元々の窓に比べ、ガラス部分の面積が少なくなるなどの見た目の変化があります。リフォーム後の使い勝手や見た目が気になる方は、ショールームで実物を見たり、プロの方に相談の上リフォームを検討してみてください。

③気密性がよくなることで、ドアが開けにくくなる場合がある
マンションなどの場合、気密性が良くなることで玄関ドアが開けにくくなる場合が稀にあります。こういった場合には、「吸気口のフィルターを定期的に清掃して外の空気を取り入れやすくする」、「換気扇を回す際には窓を少し開けておく」などの対策が必要です。

④リフォーム箇所以外の部分に結露が発生する場合がある
窓リフォームをして窓に出来る結露はなくなったけど、逆に壁に結露が出るようになったというケースが稀にあります。こういった場合は、室内に湿気がたまってしまっていることが考えられるので、「こまめに換気を行って湿気を外に出す」「部屋干しなど結露発生の原因となるような行為を控える」など根本的に湿度を下げる対策が必要です。

■窓リフォームに関するご相談はマドプロまで

マドプロは「窓リフォーム店紹介サイト」です。窓リフォームに関するご相談やお見積り依頼は、直接登録店舗へご連絡いただくか、マドプロフリーダイヤルまたはお問合せフォームにてご連絡ください。(直接店舗へ連絡する場合は、「マドプロをみた」とお伝えいただくとスムーズです。)

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