窓リフォームがお得なのは、増税前?増税後?費用や補助金をご紹介
最終更新日:2019.09.06
おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
2019年の消費増税まで、残り1カ月を切りました。
消費増税前の駆け込み需要は想定より少ないものの、高額なお買い物では駆け込み需要が多いようです。
高額なお買い物といえば、リフォームも入ると思います。今回はマドプロの専門分野である窓リフォームについて、お得なタイミングや制度、費用についてご紹介します。
1. 窓リフォームには補助金が使える
2. 窓リフォームの補助金額
3. 窓リフォーム費用をシュミレーションしてみました
4. 高断熱ガラスへの交換費用
5. 内窓(二重窓)の設置費用
6. カバー工法費用
7. 窓リフォームは消費増税後がお得
8. さらにお得に窓リフォームをする方法
1.窓リフォームには補助金が使える
急激な消費増税前の駆け込み需要や増税後の消費の落ち込みを出来るだけなくすために、住宅関連には「次世代住宅ポイント」という補助金制度が実施されます。
窓リフォームもその対象です。窓の断熱につながるリフォームが対象で、種類は以下の3つです。
- 高断熱ガラスへの交換
- 内窓(二重窓)の設置
- カバー工法(窓まるごとリフォーム)
2.窓リフォームの補助金額
次世代住宅ポイント制度は、制度名にもあるようにポイントによる還元です。
現金で値引きや還元があるわけではありませんが、1ポイント=1円相当で地域の特産品や家電製品などと交換が可能です。リフォームの種類やサイズによって、還元されるポイントが変わります。
<高断熱ガラスへの交換>
面積 | ポイント | |
---|---|---|
大 | 1.4㎡以上 | 7,000/枚 |
中 | 0.8㎡以上1.4㎡未満 | 5,000/枚 |
小 | 0.1㎡以上0.8㎡未満 | 2,000/枚 |
<内窓(二重窓)の設置・カバー工法>
面積 | ポイント | |
---|---|---|
大 | 2.8㎡以上 | 20,000/箇所 |
中 | 1.6㎡以上2.8㎡未満 | 15,000/箇所 |
小 | 0.2㎡以上1.6㎡未満 | 13,000/箇所 |
3.窓リフォーム費用をシュミレーションしてみました
先日の日刊マドプロでご紹介した「窓リフォームにかかる費用相場は?」に記載している相場金額をもとに計算してみました。
窓の条件は腰高窓×1つ、サイズ幅1.8m×高さ0.9mです。
実際にはポイントによる還元ですが、わかりやすくするため円で換算しています。
4.高断熱ガラスへの交換費用
1窓当たり5万円(税抜)とした場合
-
- 消費税8%:
=54,000円
-
- 消費税10%:
55,000円-(2,000pt×2)=51,000円
消費増税後の方がお得になりました。
ガラス交換はガラス1枚ごとにポイントが還元されます。今回の例ではガラスサイズが「小」に該当するため、2,000ポイント×2で4,000ポイントが還元されます。
5.内窓(二重窓)の設置費用
1窓当たり5万円(税抜)とした場合
-
- 消費税8%:
=54,000円
-
- 消費税10%:
55,000円-15,000pt=40,000円
こちらも消費増税後の方がお得になりました。
今回の例では、内窓のサイズが「中」に該当するため15,000ポイントが還元されます。
6.カバー工法費用
1窓当たり15万円(税抜)とした場合
-
- 消費税8%:
=162,000円
-
- 消費税10%:
165,000円-15,000pt=150,000円
カバー工法も消費増税後の方がお得になりました。
今回の例では、内窓と同様「中」サイズに該当するため15,000ポイントが還元されます。
7.窓リフォームは消費増税後がお得
前述のように、次世代省エネポイント制度のおかげで消費増税後の方が窓リフォームがお得という結果になりました。
様々な金額等で計算してみましたが、ほとんどの場合でお得になるという結果もでました。
次世代住宅ポイントを利用する場合は、以下の点にも注意が必要です。
- 消費税率10%が適用されている窓リフォームが制度の対象
- 引渡しが2019年10月1日以降であること
- 還元ポイント数が20,000pt以上であること
引渡しとは、工事が終わり、その窓を実際に使用するタイミングの事です。通常窓リフォームは1日で終わるので、10月1日以降に工事をすることが前提です。
申請には、最低でも20,000ポイント以上であることが条件となっています。窓リフォームの内容によっては、複数窓リフォームをする必要があります。
8.さらにお得に窓リフォームをする方法
さらにお得に窓リフォームをする方法としては、キャッシュレス決済を行うことです。
消費増税に合わせて「キャッシュレス・消費者還元事業」が実施されます。
これは、クレジットカードなどでキャッシュレス決済を対象店舗で行うと、最大で5%分が還元されるというものです。
クレジットカード会社によっては還元されるポイント数に上限がありますが、それでもお得になることがほとんどです。
Mado Proでは、「次世代住宅ポイント」と「キャッシュレス・消費者還元事業」に対応している店舗をご紹介することが可能です。
お得に窓リフォームをしたいとお考えの際は、お気軽にご相談ください。
高断熱ガラスへの交換:「真空ガラス スペーシア」
内窓(二重窓)の設置:「インプラス」
カバー工法:「高断熱サッシとガラスの組み合わせ」
※価格は参考価格です。窓の大きさや種類、お家の状況などによって異なります。