台風・大雨対策!普段から出来る備えとは?
最終更新日:2019.08.29
おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
台風や大雨・土砂災害などの自然災害はいつ発生するか分からないもの。自然災害が発生した時に慌てないためにも、日頃からの備えが大切です。今回は事前に行っておくと安心な備えについてご紹介していきます。
1. 日頃の備え
1-1. 避難場所や避難経路を確認しておく
1-2. 防災袋・日常備蓄の用意
1-3. 安否確認の方法を家族と共有しておく
1-4. 自宅の台風対策をしておく
2. 台風接近時の備え
2-1. 外出時の対策
2-1. 在宅時の対策
■日頃の備え
①避難場所や避難経路を確認しておく
自宅や通勤先近くの避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。避難場所については、各市区町村のホームページや配布されているパンフレット等で確認してください。避難場所への経路は複数想定しておき、老朽化している建物がある道など、災害時に危険な場所がないか日頃からチェックしておきましょう。
<災害時に避けるべき場所>
・道路の狭い道
・老朽化した建物
・ブロック塀
・ガラス張りのビル
・大きな看板
・河川
・土砂災害危険個所
・崖や落石のおそれがあるところ
「ハザードマップポータルサイト」は、国土交通省が公開している被害予想地図です。洪水・土砂災害・津波のリスク情報や道路防災情報を確認することが出来ます。各市区町村が作成しているハザードマップへのリンクも表示されているので、避難経路の確認等に活用できます。
②防災袋・日常備蓄の用意
災害時には、電気やガス・水道が使えなくなったり、流通が機能しない場合があります。持ち出し用の防災袋の準備に加えて、“日常備蓄”もしておくと安心です。日常備蓄は特別な備えをするものではなく、日頃から使用している日用品や食料を少し多めに購入しておくというものです。
<非常時に持ち出す主なもの>NTTドコモ防災ハンドブックより
□財布
□貴重品(預金通帳、印鑑、健康保険証など)
□メガネ、コンタクトレンズ
□常備薬、お薬手帳
□携帯電話
<非常用持ち出し袋に入れておく主なもの>
□非常食
□水(500ml×2本)
□懐中電灯、電池
□携帯ラジオ、電池
□マスク
□ヘルメット、防災頭巾
□軍手
□衣類、下着
□使い捨てカイロ
□防寒着、雨がっぱ
□サバイバルシート(防寒・保温シート)
□家の合鍵、車の合鍵
□毛布、タオル、洗面用具
□衣料品(はんそうこう、包帯、消毒液など)
□筆記用具
□ティッシュ、ウェットティッシュ
□モバイルバッテリー、充電器
+
<乳幼児>
粉ミルク、離乳食、おしりふき、おむつなど
<女性>
生理用品など
<高齢者>
大人用おむつ、補聴器など
③安否確認の方法を家族と共有しておく
災害発生時は電話が繋がりにくくなるので、安否確認の方法について家族と話し合っておきましょう。
<各種伝言板サービス>
・災害用伝言ダイヤル「171」
災害時に電話が繋がりにくくなった場合に活用できる「声の伝言板」です。
171にダイヤルして、安否メッセージを録音したり、録音された音声を確認することができます。
・安否情報まとめて検索「J-anpi」
「電話番号」または「氏名」を入力することで、各社の災害用伝言版、報道機関、企業・団体が提供する安否情報を一括検索することができます。
・各キャリア災害用伝言板
NTTドコモやKDDIなど各キャリアでは、携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる「災害用伝言板」等のサービスを提供しています。詳しくはご契約中の携帯会社HPにて確認をしてください。
・NTTドコモ「災害用伝言板」
・KDDI「災害用伝言板サービス」
・ソフトバンク「災害用伝言板」
④自宅の台風対策をしておく
台風時に怖いのが、飛来物が窓に当たり、ガラスが飛び散ってしまうことです。窓を守るシャッターや雨戸が付いていない場合は、窓ガラスの「散防止フィルム」を貼る、破片の飛び散りにくい「合わせガラス」にガラス交換する、「後付けシャッター」を設置するなど台風に備えましょう。
その他には、大雨への対策として「雨どいやベランダの排水溝につまりがないか確認する」「屋根や壁・窓などからの雨漏りや破損がないか確認する」など、住宅の点検もしておきましょう。また、廊下や通路となる場所に荷物等がおいてある場合は片付けましょう。
■台風接近時の備え
①外出時の対策
・危険な場所から避難する
地下鉄の駅や地下街などは、水が一気に流れ込んでくる危険性があります。また、川や崖の近くなど災害が発生しやすい場所にいる場合はすぐに安全な場所に避難しましょう。
②在宅時の対策
・風で飛ばされそうなものを固定する…自宅の場合は、庭や玄関先に置いてあり室内に持ち運べないものは固定します。庭にある植木鉢など飛ばされそうなものは室内に避難させるなど台風で飛ばされないようにしましょう。
・窓や雨戸などをすべて施錠する
・携帯電話を充電しておく
・断水時に備えて水を貯めておく
・浸水時に備えて低い位置にあるものは高所や2階に移動する。
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台風や自然災害はいつ起こるか分かりません。日頃から災害が起こっても大丈夫なように備えをしておきましょう。
<参考サイト>
・NTTドコモホームページ「https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/disaster/download_brochure/index.html」
・東京海上日動 防災・減災情報サイト「https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/egao/」
・東京都防災ホームページ「https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/bousai/index.html」