学校の窓ガラスを割ってしまった!値段やガラスの種類は?
最終更新日:2019.08.26
おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
お子さんをお持ちの方は、今日から子供の入学式や始業式という方も多いんじゃないでしょうか。今日は学校の窓ガラスについてご紹介します。
1. 子供が学校の窓ガラスを割ってしまった!弁償はどうなる?
2. 学校の窓ガラスの値段(相場)
3. 学校のガラスを割ってしまった時に使える保険
4. 学校に使われているガラスは普通のガラスじゃない?
4-1.学校に使われるガラス「強化ガラス」
4-2.学校に使われるガラス「合わせガラス」
■子供が学校の窓ガラスを割ってしまった!弁償はどうなる?
子供が学校のガラスを割ってしまった場合、請求がどうなるのかが気になるところですよね。弁償となるのか学校側の修繕費等から交換になるのかは、その時の状況や学校によって対応が異なるので、残念ながら一概には言えません。まずは学校側に確認をしてみてください。
■学校の窓ガラスの値段(相場)
窓ガラスの値段は一概には言えませんが、機能ガラスの場合は数万円はかかると考えていた方が良いです。金額については窓のサイズやガラスの種類、依頼している業者によっても値段は異なりますのでやはり学校側に確認が必要です。
■学校のガラスを割ってしまった時に使える保険
学校のガラスを割ってしまった際に使える保険は、「個人賠償責任保険」です。
個人賠償責任保険は、今回のケースのような、他人の物を壊してしまった、他人に怪我をさせてしまったという場合に使える保険です。
故意や喧嘩により、怪我をさせた・物を壊したという場合には適用されませんが、不注意によるケースであれば使えます。もし特約として付けていた場合には適用できる場合があるので一度ご加入している保険会社に確認してみてください。
■学校に使われているガラスは普通のガラスじゃない?
学校の窓ガラスの値段が高めなのは、学校には「強化ガラス」や「合わせガラス」等と呼ばれる”安全性を考慮した機能ガラス”が使われている場合が多いからです。学校で一般的に使われるガラスは以下のようなものです。
■学校に使われるガラス「強化ガラス」
「強化ガラス」の特長は、ガラスが割れた際に破片が粒状になることです。
ガラスにぶつかってしまった場合、普通のガラスだと鋭利な破片が飛び散って大きな怪我に繋がることがあります。一方、強化ガラスの場合は、破片が粒状になるので破片による大きな怪我を防ぎやすいんです。
「強化ガラス」という名前の通り、強度は普通のガラスに比べると強く、面での衝撃(ボールが当たる等)には割れにくいガラスです。ただし、バールなど、先のとがった鋭利なもので叩くと実は簡単に粉々になって割れてしまうので注意が必要です。
強化ガラスかどうかは、ぱっと見では分かりませんが、ガラスの端に製品名の刻印があるので確認してみてください。
<強化ガラスの製品名>
・AGC「スクールテンパ」
・日本板硝子「スクールタフライト」 など。
■学校に使われるガラス「合わせガラス」
「合わせガラス」の特長は、ガラスが割れた際に破片が飛び散りにくいこととに加え、ガラスとガラスの間に強靭な特殊フィルムが入っており、ガラスが割れても飛来物が貫通しにくいことです。こちらも普通のガラスに比べ安全性の高いガラスです。
<合わせガラスの製品名>
・AGC「スクールテンパ セーフィー」
・日本板硝子「スクールラミペーン」 など
その他にも最近では安全性能に加えて高い断熱性能を持った省エネ効果のあるガラスが採用されている学校も増えてきています。
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いかがでしたでしょうか。窓ガラスと一口にいっても色々な機能を持つガラスがあるということが分かっていただけたかと思います。学校で使われているガラスは一般的なガラスと比較すると割れにくいものを使用している場合がありますが、”割れないガラス”というのは存在しません。ガラスは割れる危険性があるものと思って、是非日頃から大事に扱ってくださいね。