窓ガラスと洋服は、実は似ている!?
みなさん、おはようございます!
Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
暑かったり涼しかったり、毎日大変です。
着る服にも困りますよね。
と、いうことで今回は洋服を窓に絡ませて話したいと思います!
元々夏と冬では洋服を着る目的が違いますよね。
夏は太陽の放射熱が暑さの主な理由なので、これを出来るだけ防ぐために服を着ます。
白い服が良いと言われているのも、放射熱を通しにくいからなんですね。
黒い服を着てしまうと、明らかに肌で感じる暑さが違います。
余談ですが、日傘に黒い色が多い理由は、黒が紫外線を防いでくれるからです。
その一方で放射熱は通しやすくなってしまうのですが…。
逆に白い色は、放射熱を防いでくれる代わりに紫外線を通してしまう。
日傘は暑さ対策ではなく紫外線対策のために差すから黒色が使われやすいんですね。
話が逸れましたが、冬に洋服を着る目的は、体のまわりの暖められた空気を出来るだけ逃がさないためです。
木綿や毛織物が冬に好まれて着られるのは熱の伝導率が小さいため、保温に適しているからなんですね。
また、重ね着をすることによってそれぞれの間に空気層ができることも保温にピッタリです。
これは複層ガラス(ペアガラス)の原理と一緒ですね。
人間にとっての洋服と、家にとっての外皮(壁・床・窓など外部に面している部分)は同じようなものです。
窓ガラスにも夏服(日射遮蔽型ペアガラス)と冬服(日射取得型ペアガラス)があります。
ただし大きく違うのは、洋服と違って外皮は夏・冬で取り替えられないこと!
もちろん窓ガラスを夏・冬で交換することも出来なくはないですが、コストと手間が掛かってしかたないです。
そのため、窓ガラスを夏服・冬服どちらにするかは非常に重要になってきます。
では、窓ガラスは夏服・冬服どちらを選んでおいた方が良いか?
これに正解はありませんが、私としては冬服を推薦します。
冬服を着ていればもちろん冬は快適に過ごせます。
一方で夏は過ごしにくくなってしまうかもしれないので、窓の外に遮蔽物(すだれやブラインドやグリーンカーテンなど)を設置し、太陽の放射熱を遮る。
この形が良いのではないかと思います。
洋服のコーディネートに頭を悩ませるように、家のガラス選びでも頭を悩ませる人が増える。
そんな日が来たら、マドプロスタッフの私としては嬉しいです!
では、また!