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日刊マドプロ
住宅も最先端!?中国・香港視察旅行 その4
みなさん、おはようございます!
連載中、中国・香港視察旅行シリーズ!
第4弾は、建築現場についてご紹介します。
今回の旅行で一番驚いたのが「足場」です。
建築現場では欠かせない足場ですが、中国・香港ではなんと「竹」で足場を組んでいるんです!
日本の建築現場で使う足場には様々な種類がありますが、ほとんどの素材が鉄製です。
アルミなどを使用している場合もありますが、それでも竹製はありません。
中国・香港でも、ひと昔まえから高層ビルの建築ラッシュが続いていますが、どんなに高いビルでも竹足場で建てているということを聞いて衝撃を受けました…。
日本人なら誰もが「強度は大丈夫なの?」と思うでしょうが、調べてみるとどうやら大丈夫なようです。
(もちろん安全が確認されているから使用されているのだとは思いますが…)
竹製が使用される理由としては
- 中国は湿気が多いので、鉄製だと錆びてしまう
- 竹は湿気を吸ってよく締まり、丈夫になる
- 材料が鉄に比べて軽いため、組立て・解体作業が容易
- 竹には「しなり」があるため、足場全体に掛かる衝撃を吸収してくれる
といった理由があるらしいのです。
固くて重いものの方が強度がある、という思い込みが視野を狭くさせていたのかもしれません…。
興味のある方は「中国 竹足場」で検索してみてください。
結構衝撃的な写真を見ることができますよ(笑)
では、また!