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日刊マドプロ
ヨーロッパでは、ペアガラスが当たり前!
みなさん、おはようございます!
先日、ヨーロッパへ行ってきました。
とても日差しがきつく、日本と同じように暑かったです。
そんなヨーロッパで見た、ガラスをご紹介します。
写真の窓は、クロアチアで乗った長距離バスの窓ガラスです。
この窓ガラスは、ペアガラスです。
なぜ分かるかというと、幅1cmほどの銀色の枠のようなものが見えるからです。
ペアガラスは、ガラスとガラスの間に「スペーサー」が挟み込まれています。
銀色の枠のように見えていたものは、実はこの「スペーサー」で四方をぐるっと囲むように付いています。
これがあることで、ガラスとガラスの間に空気層を保つことが出来ています。
冬にダウンジャケットを着ることはありますか?
ダウンジャケットが温かい理由は、羽根の間にたくさんの空気を抱え込むことが出来るからです。
空気はとても優れもので、熱の移動を防ぎます。
つまりガラスとガラスの間に空気を入れると、保温性=断熱性が上がります。
夏であれば冷房、冬であれば暖房の効きが良くなるというわけです。
ヨーロッパでは、家はもちろんバスにもしっかりペアガラスが使われています。
しかし日本のバスではペアガラスを見たことがありません…。
ヨーロッパでは、どこに行ってもペアガラスは当たり前でした。
さすがヨーロッパ。
冷暖房の効きが良くなるということは、設定温度を上げすぎたり下げすぎたりすることがなくなり
消費電力を抑えられるので、やはり環境のことを考えてなのでしょうか。
日本もバスやホテルなどに、金銭面でなかなか厳しいとは思いますが、
環境の為にもヨーロッパ並みにペアガラスを当たり前に使う日が早く来てほしいと思いました。
では、また!