スペーシアという商品名
先日終了した平昌オリンピックで見事銅メダルを獲得した女子カーリング。
競技以外の部分でもすごく注目されていましたが、日本のカーリング界に史上初のメダルを持ち帰ったLS北見の皆さんは本当に凄いと思います。
オリンピックが終わっても女子カーリングの話題は尽きません!彼女たちが試合中に口にしていた言葉で有名になった北海道の方言「そだねー」が六花亭製菓により商標登録出願されていたことがニュースになりました。六花亭製菓さんといえばマルセイバターサンド、これはとても美味しいですよね。私も誰かが北海道に行く際には買ってきてもらえるようお願いしちゃいます。
この「そだねー」問題に関しては六花亭製菓さんが「独占するつもりはない」と声明を発表していますので、これを信じたいと思います。
この商標登録のニュースで私が思ったのが、真空ガラス「スペーシア」に関して。
「スペーシア」という名前は真空ガラスだけでなく、スズキの軽自動車や東武鉄道にも使われています。
私は「商標登録をすると同じ商標を使用している人がいた場合、その使用を差し止めできる」と聞きました。
ではなぜこのような有名な企業が3社も同じ商品名を使っていられるのかということが気になったわけです。
調べてみると簡単なことでした。
登録した商標(ここでいうとスペーシア)が同じでも、商品・サービス(ここでいうと真空ガラス・車・鉄道)が違えば登録できるらしいです。
日本板硝子以外のメーカーが、ガラスにスペーシアという名前を付けて販売するのはダメだということですね。
一つ勉強になりました。
最後になりますが、もし皆さんが真空ガラス「スペーシア」についてWEBで調べたい場合には、検索窓には「スペーシア」ではなく「真空ガラス」と打ち込むことをお勧めします。
スペーシアと入れると軽自動車や東武鉄道の方が検索上位に出てきてしまいますので(笑)。