サッシの各部位の名前は?枠や障子の細かい名称をご紹介

おはようございます!Mado Pro(マドプロ)スタッフです!

窓のリフォームや修理をするときに、該当箇所をうまく伝えたいけど名称が分からない…。
そんな時は、このイラストを見れば大丈夫!
今回は窓のプロにも伝わるサッシの名称を詳しくお伝えします。


■サッシの各部分の名称

サッシの各部分の名称

<引違い窓の各名称>
①内障子上桟(うちしょうじうわざん)
②内障子下桟(うちしょうじしもざん)
③内障子たて框(うちしょうじたてがまち)
④内障子召し合わせ框(うちしょうじめしあわせがまち)
⑤外障子上桟(そとしょうじうわざん)
⑥外障子下桟(そとしょうじしもざん)
⑦外障子召し合わせ框(そとしょうじめしあわせがまち)
⑧外障子たて框(そとしょうじたてがまち)
⑨中桟(なかざん)
⑩クレセント
⑪クレセント受け
⑫上枠(うわわく)
⑬下枠(しもわく)
⑭右たて枠
⑮左たて枠
⑯窓額縁(まどがくぶち)

■サッシの見方

サッシの部分名称の右・左は、室内側(内観)から見た状態で呼びます。
イラストは引違いサッシの例ですが、必ず右手前になります。

■サッシの構造

サッシは「枠」と「障子」から出来ています。
イラストではあえて色を変えていますが、一番濃いグレーの部分が枠です。障子は、その中にさらに薄いグレーで色を付けてある二つを指します。
枠の中に障子を吊り込みます。引違い窓で障子が二つあるサッシを「引違い窓2枚建て」といいます。
2枚建ての引違い窓の場合、室内側を内障子、室外側を外障子と呼びます。イラストでは赤色の番号が内障子パーツ、青色の番号が外障子パーツです。

■最近のサッシについているロック機能

<ロック付きクレセント>
クレセントそのものに、もう一つ小さなロックがついています。これを「ロック付きクレセント」といいます。
ロックをかけるとクレセントを回すことが出来なくなります。
ロックをしていないと赤い部分が見えて、危険ですよと知らせてくれている状態になります。
ちなみに、クレセントのかかり具合が悪い時は、こんな調整方法もあるのでお試しください→「窓の鍵がかからない!自分で出来る調整方法。
ロック付きクレセント

<サブロック>
召し合わせ框の下部に、「サブロック」と呼ばれる小さなパーツがあります。
サブロックを出っ張らせることで内障子を動かしづらくします。小さなパーツではありますが、このロックがかかるだけで意外に障子は動きません。
サブロックが付いているサッシをお使いの場合は、ぜひ外出の際などに活用することをオススメします。
サブロック

■その他のサッシの名称

<欄間(ランマ)>
昔ながらの住まいの窓についているのが「欄間(ランマ)」です。窓と欄間を区切る部分を桟とはちがい、「無目(むめ)」といいます。
最近の家では欄間をつけることが無くなりました。今は背の高い窓が流行っています。
もしこの窓をサッシごと交換する場合、ランマ部分をなくして背の高いひと続きの窓にすることも可能です。
欄間から泥棒が入ることもあるので、泥棒対策としてもサッシごと交換する「カバー工法」がオススメです。
ランマ

<換気小窓>
古いタイプのサッシに換気小窓が付いていることがあります。
換気小窓は気密性が低いため、寒さの原因になることもあります。
カバー工法」で窓を交換して換気小窓をなくしたり、内側にもうひとつ窓をつける内窓(二重窓)の設置をすることで断熱性はアップします。
これらの工事はマドプロ登録店で対応可能ですので、冬の寒さやすき間風等にお悩みの際はお気軽にご相談ください♪

ここでご紹介した名称は、窓のプロたちが実際に現場で使う名称です。
プロに相談するときも通じる用語なので、ぜひ使ってみてくださいね!
ではまた!

 

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