「部屋が寒い」は犯罪!?世界と日本のちがい
みなさん、おはようございます!
Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
暖房をつけても、なかなか部屋が暖まりにくくなってきました。
朝がやっぱりつらいですよね。
家の温度が低すぎると、強制リフォームを命じられる国があるのをご存じでしょうか?
その国は、イギリスです。
イギリスでは、低い室温がもたらす健康障害について以下のようには発表しています。
21℃ 推奨温度
18℃ 許容温度
16℃未満 呼吸器系疾患に影響あり
9-12℃ 血圧上昇、心臓血管疾患のリスク
5℃ 低体温症を起こすリスク
低い温度の家は以上のような影響をおよぼすので、断熱性能が低い家にはリフォームをしなさいというわけです。
日本の場合、特に法律が定められているわけではありません。
目安とするべき断熱性能はありますが、特に罰則があるわけではありません。
極端なことをいうと、冬寒くて夏暑い家を建てても問題ないのです。
でもそれってどうでしょう?
そんな家に住みたいと思いますか?
イギリスなど欧州では、断熱性能を家を買う人・借りる人に対して分かるように表示します。
それをみて、消費者は物件選びをします。
そのため断熱性能が低い物件は、人気も低くなりがちです。
選ぶ人も売る人・貸す人も断熱の大切さを理解して、自分の健康を守っています。
低温がもたらす健康被害で有名なのが「ヒートショック」です。
リビングは暖かいのにトイレやお風呂は極端に寒く、温度のムラが激しため心臓に負担がかかってしまいます。
古い家の場合、トイレやお風呂が10℃を下回ることもり、非常に危険です。
低い室温の危険さを理解し、正しく断熱するということが、命を守ることにも繋がります。
窓がある部屋の場合、窓から60%もの熱が出入りしています。
まずは窓の見直しが寒さ対策にも繋がるので、見直してみてはいかがでしょうか。
ではまた!