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日刊マドプロ
結露対策にも!窓の開け方の違いで換気量は10倍に!
昨日は効率的な換気方法として窓の開け方のポイントをご紹介しました!
今日は、換気効率の良い窓の種類についてのお話です。
換気を重視する場合にオススメな窓が、「縦すべり出し窓」と呼ばれる窓です。
こちらは、ドアのように縦を軸にして外側に開けるタイプの窓です。
外に窓が開くので、家の壁に沿って吹く風を効率よく部屋の中に取り入れることが出来ます。
さらに、前回の記事で窓の入口と出口を確保することがポイントとお話しましたが、窓の開く向きも考えるとさらに効果抜群です。
こちらの画像のように窓の開く向きと位置を考えて窓を取り付けることによって、より効果的に換気を行うことが出来ます。
これは、「ウィンドキャッチャー効果」と呼ばれていて、㈱LIXILの実験によると
ウィンドキャッチャー効果の有無によって、換気量は10倍も変わるとのことです。
窓の配置や開く向きによっても換気量が変わってくるなんて、とても奥が深いですよね!
ちなみに窓が1つしかない場合は、上下で換気が出来るように窓をリフォームすることで、効率良く換気が出来るようになります。
窓の種類を変更するのはものすごく大掛かりになりそうなイメージがありますが、
最近では壁を壊さずに、窓の上から新しい窓をかぶせる「カバー工法」という工法があります。
カバー工法でのリフォームであれば、約1日で窓の種類を変更することも可能です。
窓のことでお困りごとがある場合は、是非お気軽にご相談下さい!