マンションの窓にも、真空ガラススペーシアは使えるの?1
↑スペーシアに特有の「マイクロスペーサー」と「保護キャップ」
みなさん、おはようございます!
Mado Pro(マドプロ)スタッフです!
前回はマンションの窓ガラスが割れた場合、対応の所在等についてお伝えしました。(前回のブログはこちら)
今回はマンションの窓ガラスを実際にリフォームする際の、ガラスの選び方についてお話します。
「真空ガラススペーシアは、マンションの場合でも交換できるのか?」と疑問に感じている方も多いと思います。
結論から言うと、「おそらく大丈夫ではあるが、管理組合に必ず確認したほうが良い!」ということです。
なんともグレーな結論ですみません(^^;)
しかし、これがベストの答えになります。
その理由は、「窓はマンション全体の外観に関わるから」です。
マンションには、「専有部分」と「共用部分」という言葉がつきものです。
専有部分とは、住人の個人的スペースとなるエリアをさします。
共用部分とは、専有部分以外の全てのエリアをさします。
一般的に玄関の鍵を開けて、その先は個人のスペースになりますが
外気にふれるような窓や玄関ドアは共用部分に該当します。
共用部分を勝手に変えることは基本的に禁止されています。
例えば透明だった窓ガラスを勝手に不透明のガラスに替えてしまうと、マンションの外観が一部だけ変わってしまうため禁止されています。
真空ガラススペーシアが一枚ガラスと大きく違う点は、「マイクロスペーサー」と「保護キャップ」があることです。
ガラス全体にある黒いツブツブが「マイクロスペーサー」、ガラス右上にある銀色の丸が「保護キャップ」です。
マイクロスペーサーは0.2ミリの大きさなので、遠目でみるとほとんど認識できません。
保護キャップもガラス一枚につき1つで、目立たない場所についているので遠目では気になりません。
意識しないと一枚ガラスと見分けがつかないほどですが、よくよく見ると見た目は違います。
そのため、おそらく大丈夫だとは思いますが、念のため確認を取るべきです。
せっかく断熱性の高いガラスにしたのに、あとから直してくださいと言われたらショックですよね。
そんな悲しい事態が起きないように、管理組合への確認をオススメします。
ではまた!
※参考:三井不動産レジデンシャルサービス関西株式会社HP「専有部分と共用部分」