オシャレだけど、残念な家とは。
みなさん、おはようございます!
お盆を過ぎてから、少し暑さが和らいだような気がしますね。
今までが暑すぎて、感覚がマヒしているのでしょうか…?
最近、ウォーキングにはまっています。
出来るだけ10,000歩を超えるようにしているのですが、結構大変ですね。
いつもよく車で通りかかる道も、歩くことで色々な発見があって楽しいものです。
昔と風景が変わったなあと思うところもたくさんあります。
先日、とてもオシャレな家を見つけました。
ログハウスのような、色合いは暗めで落ち着いた雰囲気で、とてもオシャレでした。
結構こだわりがある方なんだろうなと感じました。
しかし、アレ?と思うところが。
「窓」です。
少し遠目からでしたが、あの窓ガラスはおそらく「一枚ガラス」です。
なぜかというと、窓ガラスが緑または青色に反射していないからです。
現在、新築の家の窓ガラスは、ほとんどが「Low-Eペアガラス」を使用します。
「Low-E」は「ロウイー」と読みます。
二枚のガラスの間に空気を入れたペアガラスの、ワンランク上にあたるガラスです。
ペアガラスと違う点は、二枚のうち一枚のガラスが「Low-Eガラス」を使用しているということ。
Low-Eガラスとは、特殊な金属膜をガラスの表面につけたものです。
この金属膜があることで、夏は外の暑さを部屋に伝えすぎないように、冬は暖房の暖かさを逃がさないようにしています。
金属膜ですから、ガラスは完全に透明ではなく、鏡のように少し反射して見えるんですね。
Low-Eペアガラスを使っている家を見ると、断熱性も考えて建てられたんだなと思います。
一枚ガラスと比べると、明らかに断熱性能が違いますし、何より部屋の快適さも格段に変わるのです。
家を建てるからには見た目だけではなく、機能性も考えることで、「本当にこだわった家」になるのではないでしょうか。
窓をこだわるということは、断熱性や快適性にこだわっているということ。
今回発見した家は、窓が少し残念でした…。
家は一生付き合っていくものです。
見た目も大事ですが、中身=快適さ・断熱性にもぜひこだわってみてはいかがでしょうか。