どうして湿度が高いと暑いの?

湿度が高く暑い状況を表す画像

みなさん、おはようございます!

毎日暑い日々が続きますね…。
日差しの暑さもツライですが、湿度が高くてムシムシした暑さもツライですよね。
せめて湿度が低ければ楽なのですが…。

では、どうして湿度が高いと暑く感じるのでしょうか?
それは「汗」と関係があります。
詳しくみていきましょう。

■湿度が高いと暑い理由

汗は、体温を下げるためにかきます。
汗が蒸発すると同時に、体の体温も一緒に下げています。
汗をかいてもそれがどんどん乾けば、体温も一緒に下がっていきます。

ところが湿度が原因で汗が蒸発しないと、体温は下がることなく暑さをずっと感じることになります。
だから湿度が高い日は、とても暑く不快に感じるというわけです。

環境省の統計においても、湿度の高い日には熱中症でになる人が増えるとの結果が出ています。
気温の高さもそうですが、湿度の高さも天気予報等でチェックしたほうが良さそうですね。

■湿度が高い日、屋外での暑さ対策は?

湿度が高くても、風が強い日などにはわりと涼しく感じることがあると思います。
これは、汗が蒸発するのを風が助けているからです。
湿度が高い日には風通しの良い服を着ることや、うちわや扇子などで風を作ることがおすすめです。

屋外で作業や運動をする際は、湿度だけでなく暑さ指数(WBGT値)をチェックすることもおすすめです。
暑さ指数(WBGT値)とは、「気温・湿度・輻射熱」を総合的にみて、熱中症を予防するために作られた国際的な指標の一つです。
環境省では毎日全国の暑さ指数を公開しています。
暑さ指数が28℃(※気温とは違います)を超えると熱中症患者さんが急激に増加します。
暑さ指数(WBGT値)をチェックして、その日の服装や暑さ対策グッズなどの準備をするようにしましょう。

※環境省熱中症予防情報サイト「暑さ指数の(WBGT)の実況と予測」

■湿度が高い日、屋内(部屋)での暑さ対策は?

屋内でも、湿度のコントロールがとても大切になります。
空調機メーカーのダイキンさんの実験でも、湿度によって快適性が変わることが証明されています。
例えば(A)室温28℃・湿度85%の部屋と(B)室温28℃・湿度60%の部屋の体感による快適性は、湿度の低い(B)のほうが快適性が向上していました。

また、サーモグラフィによる体温の可視化を行ったところ、12名中10名の皮膚温度が顕著に下がっていきました。
湿度をいかに調整するかが、夏を快適に過ごすポイントのようです。

■部屋の湿度が高く、暑い時におすすめの商品は?

エコカラットの画像
↑壁に直接貼るタイプのエコカラットプラス

せめて室内では、湿度の少ない部屋で涼しく過ごしたいですよね。
そんなときは、(株)LIXILの「エコカラットプラス」というタイルがおすすめです。
このタイルは湿気を吸ったり吐いたりする優れもので、壁に貼ると室内をちょうど良い湿度に保ってくれます。
つまり夏は湿気を吸ってサッパリ、冬は湿気を吐いてしっとりした空気にしてくれます。
エコカラットプラスの吸湿効果はこちらの動画の通りです↓

壁紙の上からエコカットプラスを貼ることが多いですが、フレームにはまったエコカラットプラスを絵画のように貼るのもおしゃれでおすすめです。
取り付けも自分で出来るほど簡単で、お部屋の雰囲気も一気にオシャレに変わるところが嬉しいポイント。
湿度を上手に管理しながら、暑さ対策をしましょう。


↑壁に掛けるタイプのエコカラットプラス

■まとめ

  • 湿度が高いと暑く感じるのは、汗が蒸発しにくくなるから
  • 湿度が高い日の屋外では、風通しの良い服やうちわなど風をうまく使って汗を蒸発させる
  • 湿度が高い屋内では、湿度を出来るだけ下げるように調節する(エコカラットプラスもおすすめ!)

上手に湿度をコントロールして、今年の暑さも乗り切りましょう!

 

※参考※
・環境省熱中症予防情報サイト「暑さ指数の(WBGT)の実況と予測
・ダイキン「28℃+「湿度(しつど)コントロール」による清涼効果を可視化検証

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